子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

俳句 プレバトお題 スニーカーの写真で一句

2024年04月04日 | みじかうた
「 春祝い靴売り場ほしい物指せず 」

(はるいわいくつうりばほしいものさせず)

中学に進学するに当たり、新しい靴を買ってくれると連れていってもらった。

小学生の履いたことのないかっこいいスニーカーがほしかった。

でも、なぜかほしいと言えなかった。

なぜか遠慮して違うものを買ってしまった。
そして、うちで泣いて叱られたような記憶が…。

自分には似合わないと思ったのか、お金を気にしていたのか、あまりにもシャイだったからか、覚えていない…。

本当に家族に遠慮して自分の気持ちを言えない子だった。
何でもかんでも自分を表せる妹がうらやましかった。

今思い返してみると、きっと自分の思いを通すということにとてつもない抵抗があった。
ただそれだけだったのだろう。

そして、とてつもない憧れのようなピカピカのスニーカーがそこにあったのだろう。

 春祝い、という言葉が適切なのか、よくわからない。
歳時記がなかなか買えなくて、こんなんではいけないな〜。











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