息子の学校のPTA活動で卒業生の記念品タオルを手配する係、ようやく仕分けまで完了した日。
帰りには元住吉の商店街に立ち寄るのが楽しみで。
卸しの魚屋さんは安くておいしい。
リサイクルショップで息子のベストを買い、やっぱりなんといっても楽しみなのは古書店ブックサーカス🤡
大学時代は京都で、二十代は神保町でよく古書店めぐりをしていました。
鏑木清方の、黒い和装の女性の絵が本当に好きで、この絵が載っていたら、展覧会図録を買おうと思ったのに、2冊とも載ってなかった😢
児童書のコーナーには絶版になってそうな本も多くて、来る度に何かしら買っている。
ご主人に聞いたら、ここにあるのはほどんどある方の手放したものだそうで、その方の恩恵を受けている。
買った絵本の紹介を。
「かえでのジョニー」
(アルヴィン・トゥレッセルト文
ロジャー・デュボアザン絵
童話館出版)
芽吹いたかえでの赤ちゃんが鳥や動物たちと楽しく過ごし、秋には色づき、やがてほかの葉っぱとともにあたたかな土に眠るところまでを穏やかに綴っています。
それとなく小さな子どもたちにも命のめぐりと終わりを見せるのによい作品。
絵がしぶくてかわいくて本当にすてきです。
「よるとひる」
(マーガレット・ワイズ・ブラウン文
レナード・ワイスガード絵
童話館出版)
しろいねこは昼がすき。
くろいねこは夜がすき。
それぞれ、すきな方の時間に起きて活動している。
あるとき、お互いのすきな時間に起きていようと誘い合う。
しろいねこは夜にこわいものが現れると思っていたけど、怖くなかった。
夜のすてきな音を聞いてすごす。
私だったら耳ですごす夜がいいな〜と思って読んでいた。
結果、このねこたちはいっしょに夜すごすようになって終わる。
夜のすてきな音、夜の静けさを選ぶ結末が意外でもあり、すてきな世界観だった。
マーガレット・ワイズ・ブラウンのおはなしはいいな〜。
この二人のよさが溶け合って本当にすてきな作品です。
表紙の鮮明な色合いとは中身はまたちがって渋くてやさしくておだやかで、いいです。
お昼を食べた「フレッシュネス・バーガー」のホットレモネードはレモンの輪切りが10枚も入っていて、全部食べちゃった!🍋
PTAの活動が終わっても、また来たい元住吉です✨
(ブックサーカスの写真はお店から許可をもらってアップしています。出版の古い本は古書市で仕入れてこられているそうで、私にとってはありがたいです😊)
「元住吉ブレーメン通りの古書店 ブックサーカス」
魅力的なタイトル! メルヘンの世界ですね。
PTA活動を終えられて、よい時間をお過ごしでしたね。
ジャンル広く、ご紹介楽しみにしております。
私は学生時代に神保町の古書店を覗き歩いていました。
うれしいです❤️
ブックサーカスで聞いたら、その町に数軒あった古書店もほとんどなくなってしまったそうです。
京都ではまだそれなりに残っているのではないでしょうか。
古書に囲まれていると、忙しい毎日の単位でなく、長い年月の中のほんの少しの今を生きているという大きな単位の時間を感じて落ち着けます。
幅は広くないですが、またUPします😊