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子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

幸せな音の記憶-音楽との仲直り

2007年03月02日 | 子ども

歌は世につれ、世は歌につれ、という言葉があります。

遅い反抗期が高校時代からやってきて、それからは20代も私にとってはけっこう暗めの時代でした。
だから、音楽好きだった私もそのころによく聞いた曲はあまり聞きたいと思えなくなってしまいました。暗めの季節がよみがえってしまうからです。
これが長い目で見た、まさに「青い春」の時代かもしれません。
いつのまにか、音楽そのものも避けるようになっていました。
健康なこころで音楽を聞いたり弾いたりしていなかったから、音楽も好きじゃなくなったのかもしれません。

でも、日本語教師をしていたとき、音楽関係の学習者に教えることになりました。それも、行っていた学校の生徒数が減って、仕事がなくなり、新しく出会った仕事でした。
運命というのはわからないもので、仕事をなくして落ち込んでいた私にとって、この仕事は何より楽しいものとなりました

音楽関係の学習者に出会い、彼らのさわやかなこころと、ハーモニーを愛する気持ちにだんだん自分の根雪が溶けていくのがわかりました。
「そうだ。音楽ってうつくしくて楽しいものだったんだ。。。」
10年ぶりぐらいでやっとそう思えるようになりました。

結婚したころからは元気なこころで音楽を聞いているので、音楽を聞いて暗くなることもなくなりました。

先日、MAYの1stアルバムが出て、聞いていました。
そのなかに、「BIRD」という静かな曲があります。
これは写真の「WONDERLAND」というシングルに入っていた曲です。
この曲を聞いていると、臨月の夜を思い出します
臨月には寝る前に「ソフロロジー式訓練法」という出産のイメージ・トレーニング用の音楽入りCDを聞いて、呼吸法の練習をしていました。これもここちよい音楽です。
そして、このMAYのシングルもよく聞きました。
そして、最後の「BIRD」を聞きながらうつらうつらと眠りに落ちていきました。
赤ちゃんが生まれることをイメージしながらこころよい眠りにつく。。。
生まれたあとのよろこびとはまたちがう、期待、まだ見ぬ幸せへの予感、確かなものではないけれど、未来を思い描くひととき。。。
この時期特有の感覚です。
そんな時期の記憶がよみがえる、とても貴重な曲です。

幸せな記憶のタイムカプセル、もっともっと増やして行きたいですね~


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