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子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

雨ニモマケズ

2015年10月13日 | 私の周辺
まだ走り書きの字ですが、子どもに読ませたくて書きました。

いつか、もっときれいに清書したいです。

小学校高学年か中学生のころ、この詩に出会いました。
宮澤賢治の伝記も読んでいました。
この個を殺した詩の言葉の意味が、そのころはまだわかりませんでした。
つらそうな、むしろ悲痛な気持ちにも感じられました。

賢治には宗教もありましたから、私たちのわからない境地もあったでしょう。
でも、このごろ、大人になり、年も経て、少しこんな境地もわかる気がします。

世のため人のためにという言葉がよく使われた時代がありました。
また、自分を犠牲にすることが強いられた時代もありました。
そんな時代を経て、個人を重んじて、それが行き過ぎると自分さえよければいいという風潮も感じられる昨今です。

ノーベル賞を受賞された方々はおじいちゃん。
今の時代とは違う価値観をお持ちだと思います。
しかし、世のため人のために尽くされた功績が実るというのは本当に喜ばしいことです。

私は知能教育を行っていますが、子どもたちには、自分さえ頭がよくなればいい、親御さんにも、我が子だけが優れた子に育ってほしいというふうにはなってほしくありません。
能力は世のため人のためにこそ生かしてほしいです。
思いやりに裏打ちされたものは本物です。

四十代にもなると、自分が評価されるかされないかは、さほど気になりません。
自分が誰に役に立っているのか、誰をしあわせにしているのか、それが大事だと感じます。

自分のこころと向き合って、人に尽くせる人になってください。

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