
「 栗をむく祖母との長き夕べよ長く 」
俳句としてはあまりよいできではないのかもしれませんが、小学生のころ、たまに栗むきを手伝ったことがあります。
私はあんまりお手伝いをする方ではなかったです。
でも、季節を感じる食材の料理や家事を祖母はよくやっていました。
数少ないお手伝いの機会と祖母の姿が重なった俳句です。
私は栗むきはかたくて面倒くさくて、あまりやらないので、息子には悪いな〜、祖母は偉かったな〜、などと思い出します。
日の短い季節は、小学生には、学校から帰ってからの時間がたっぷりありました。
私は子どものころの記憶の中での季節感を思い出しています。
秋の夜長に祖母と栗を向いていた記憶よ、長く思い出として生き続けてね。
私から祖母の額と父、母の肖像画を見ながら昔話がはずみました。
兄弟3人ですが、皆んな私を助けってくれています。
孫達も話に乗ってきて楽しい時間でしたよ。
私の祖母は今年97歳です。
お母様と同じ世代ではないでしょうか。
ご家族仲良く、お幸せで何よりですね。