子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

使わなくてそれでいい・・・

2007年08月12日 | 子ども
母として、子どもに願うことは

どうか元気で生きていってほしい。
大きなけがもせず、事件や事故に巻き込まれず、
ただただ元気で生きていてほしい。

それだけです。

いっちゃんもいろんなことができるようになり、危ないことも増えました。
どこかに指をはさむ、頭から落っこちる、のどになにか詰まる・・・
大人にとっては何でもない日常が、実は命に関わる危険がそこここに潜んでいるんだと、ときどき思います。
そして、自分が何事もなく、五体満足で生きてこられたことに感謝します。
子どもがけがをすることなんて、放っておけば、いとも容易く起きることです。
それをさせずに注意深く親や祖父母が見守って愛して育ててくれた、そのことに感謝します。

戦争を平和条約でやめさせたとしたら、これは大きな功績です。
それを行った人は大いに讃えられます。
これは本当に尊いことです。
でも、もっと尊いことは、もっと地味なことなんだと思います。

毎日毎秒の絶え間ない注意力や努力から、平和や健康は保たれます。
そんな取り立てることもできない日常をだれも讃えません。
讃えられない、誉められないことにこそ、実は尊さがあるんだと思います。

高校時代、有志の奈良旅行に参加するときに、担当の日本史の先生が保険証のコピーを持ってくるように言いました。
期日までに忘れたのか、何か先生のところに忘れて出向いて、「そんなの、要るんですか?」と、とぼけたようなことを言った私に先生は
「そんなものは使わなくてそれでいいんです。使わないために持っていくんです。」
と言いました。
私はこの言い回しに感動して、いっぺんにこの先生が好きになり、それほど関わりもなかった先生に何年も年賀状を出しました。

けがをしそうな瞬間がたくさんあったのに、そこから守ってくれた家族。
そんなことをチビッコいっちゃんを見ていて思う今日このごろです。

明日からは車で帰省します。
無事を願います。
じいちゃん、天国から守ってね。
帰省期間は未定です。
みなさん、ご自愛なさって、楽しく思い出に残る夏をお過ごしください。
ブログはときどき書きますね~。達者でな~

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4 コメント

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ご無事に・・・ (ウッシー)
2007-08-13 16:56:36
私も貴女と同じ事を考えていました。
どうか無事故で行ってらっしゃって下さい。
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生まれる奇跡、生きる奇跡 (skybeans)
2007-08-14 06:23:11
3うさの母さんの日記は、いつも視線が温かくって、すごく大事なことを見ているので、読んで心が洗われます♪

ほんと、3うさの母さんの言うとおりですね。
毎日の地道な愛情が、いくつもの危険から子どもの身を守っているんですね。
卵子が30億分の1の精子と出会って命が誕生するのも奇跡だし、その命が一人前に育つまでの過程もまた奇跡だなぁと、最近あらためて思います。
ご先祖さま、神さまに感謝ですね。
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ウッシーさんへ (3うさの母)
2007-09-02 23:48:28
無事に帰ってとコメントいただいたのに、お返事もできずにご心配おかけしていたかもしれませんね。実家で用があって、まだいます。近々帰ります。元気にしていますのでご休心下さい。季節の変わり目ご自愛下さい。

初めて携帯から投稿します。
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skybeansさんへ (3うさの母)
2007-09-02 23:56:02
コメントありがとうございます。実家から投稿します。

30億分の1、妊婦のときには考えてましたが、生まれてきた子を見て今改めて考えると本当に尊いですね。それから、また新たに考えると、夫婦げんかしたときにも、「この人と私の子どもなんだし、なんとかやってかないとなあ」なんて思ったりもするんでしょうね(^_^;)
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