スポーツクラブのフロントの仕事をしています。
時々ミスをしてしまったり、混んでるときは焦ったり
ひとりで足りないときにはもうひとりスタッフルームから出てきてもらいます。
2~3人でフロントに立つときもあります。
そこでほかの人の仕事の仕方、応対の仕方を知ります。
いっしょに立っていて、落ち着くという人がいます。
焦らず、騒がず、落ち着いて対処しているという人。
そして、自分の呼吸の浅さを知ります。
今思い出しましたが、声楽教室に通ってたときも先生がおっしゃっていました。
胸を広く、姿勢のよい人は出てきたときから「この人は上手に違いない」と感じさせると。
ゆとりがあるんですよね・・・
どれだけ仕事内容を知っているかというと、私とそれほど差がなくても、余裕を感じさせる人がいます。
同じ情報量でも対し方が違う・・・。
久ぶりに大阪の箏の師匠と一緒にお箏を弾いたときにも感じました。
「呼吸が深い」と。
ちんたらと仕事をしていたら、お客さんは怒るでしょう。
でも、必要以上に焦っていると、もっと待たされてる感が強くなるだろうし、お客さんもイライラしたり、こちらに同情させたりするでしょう。
「フロントも大変ね。」と、声をかけて下さる方もいますが、これは言われちゃいけないセリフだと思っています。
「大変そうにやってるなあ。」と思わせちゃいけませんよね・・・。
「忙しい」「焦る」こんな言葉を私は最近、よく使っています。
マネージャーからは熟練度を上げれば焦らなくなる、先が見通せる、技術が上がる・・・と、混んでいても焦らなくなる。
そう言われています。
やっと周りが見えるようになってきたこのごろ。
自分のことも、もう少し客観的に見られればと思います。
最近練習をやめてる歌でもお風呂で歌いながら、たっぷりとした呼吸をしてみようかと思います。
今月はどうしても人が少なくて日曜日も入ってほしいと言われて出勤していることも、自分の中の気忙しさを高めているのでしょうか。
お箏のひとこま。
「ここで音を出そうと思わないで、出した音を響かせるつもりで弾いてみなさい。」
「トップで弾くときは、頭を上げて、姿勢よくして、広く全体を見ながら進めていかなければ。」
「あなたは生真面目なところがあるからね。」
ああ、先生、私はそんな指導を受けていた大学時代から、依然変わっていないようです
マネージャーがフロント業務をサッカーのパスやバレーボールのレシーブなどに例えた通り、熟練度、お箏にも通じていますね
・・・・・
ここは広い海・・・
波が寄せては返す・・・
ザブーン・・・・スー・・・・ザブーン・・・・スー・・・
青い空、白い雲、眩しい日差し・・・
誰かがやってきた・・・
船ですか?イルカですか?
いえ、お客さまです!
「いらっしゃいませ!」
・・・・・
こんな感じで仕事してみますか
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