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「 ピアノにも祖父はのせたり鏡餅 」
(ピアノにもそふはのせたりかがみもち)
俳句としてよい句なのか、わかりませんが、子どものころ、祖父はちゃんと各部屋に鏡餅を飾っていました。
子ども部屋はいつもピアノの上。
ピアノというのが神聖な場所とも感じられ、またピアノの上達を願っているようでもあり。お仏壇か神棚のような扱いとも取れますね。
そして、黒いピアノと白いお餅とみかんの色。
新春にNHKの番組で夏井いつき先生が俳句番組で出されていたお題「鏡餅」を見て作った句です。
実家のお正月を思うとき、年末の大掃除、たくさんのおせち料理とお飾り、どれだけやることが多かったかと思い起こされます。
コロナで実家のお正月から遠ざかり、マンションのお正月。
すべてが簡略化されているな、と。
できる範囲で息子にも伝えねばと感じる今年のお正月でした。
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