子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

「夏空に夢を描こう☆」琴の調べと絵本の世界

2011年07月22日 | 音楽

先日、初めての企画、お琴と読み聞かせのミニ・コンサートを開きました♪

いつも地区センターのおはなし会をいっしょにやっているさとさんが読み手、私が弾き手です。

今回、この企画を同じ仲間のみつさんにいただいたおかげで、今まで考えなかったことを考えたり、世界観も少し変わって、新しい素敵な世界を知ることができました。

<練習>
まず、年初に秋ごろお琴を弾いて、と言われ、それに向けて毎日ほんとに10分から練習を始めました。
いっちゃんが幼稚園へ行っている間もいつも仕事や用事で時間が取れず、10分しかなかったからです。

さすがにこの1カ月ぐらいは一日30分ぐらいは時間を取るようにしました。

初めはからだのあちこちも凝って、四十肩も常にあり、筋が歪んでいるせいか、変なときに鼻水や涙が片方からだけ出たりとつらさもありました
なんとか自分なりのストレッチ法も模索したり、寝る前ちょこっとヨガをやることでだんだんからだも馴染んできました。

<コラボ>
一年間続けてきた「おはなし会」の結果、コンビができました。
毎回、内容をいっしょに考えてやり慣れたさとさんとのコラボなので、とてもやりやすかったし、お互いの案を出し合って刺激し合えるのがなんとも言えず、うれしかったです

お琴のいろんな音色や奏法を紹介できる機会にもしたいと私が言うと、さとさんは「みるなのくら」という絵本を選んでくれました。
山奥の屋敷にいるきれいな娘に一月、二月、三月・・・とそれぞれの景色が見える蔵を見せてもらう若者の話。
一月はお正月、二月は豆まき、三月はひなまつり・・・。
お琴で1フレーズづつ弾きました。最後の十二の蔵だけ開けてはいけないという約束を破ってしまい、すべてが消えてなくなってしまうというお話です。

こんなにお琴とのコラボに合うお話はありません!
素晴らしいチョイスでした

「うさぎ変奏曲」にはうさぎの手袋人形で詩を読んでもらい、「夏は来ぬ」をお琴に合わせて歌うときにはクワガタを取りに行く少年のお話を。
絵本に詳しいさとさんならではのチョイスでした。

<世界観>
なんといっても、この企画に際して、自分で自分に問いかけることがありました。
十年前に、途方もない夢だと思って願ったことが、十年後に今、見事に実現している。
もしも、ちらっとでも願うことがなければ、こんな方向には人生が進まなかっただろうと思うと、聞きに来てくださる方にも大きな大きな十年後の夢を語り合ってもらいたい・・・そう思ったのでした。

では、今の私自身の十年後の夢は・・・?
そう問いかけながら過ごしました。

そんなある日、とても素敵な卒園児お母さんのお料理教室に参加しました。
その方のお話、おもてなしの心、参加者みんなへの愛から出発している教室、探究心・・・
そのすべてに感動しました
「はじめにこころありき」「はじめに愛ありき」この精神です。

いま、私たちの行っている読み聞かせコンサートは、まだまだ認知されていないし、集客も厳しいけど、
このこころが一番大切なんだと改めて実感しました。
そのこころでやっていれば、きっとよさはだんだん伝わって行くと思いました。

このお料理教室に行って、私の夢が少し見えた気がしました。
今の接客の仕事も好きで、接客は接客でもっと一生懸命やって行きたい。
だから、私の目標は二本立てなんだと思っていたのです。

しかし、なるべくデッカイ夢をみなさんに語ってもらおうと私もおっきな夢を考えていて、ふと思いました。
じゃあ、私はできるだけたくさんの人に自分の音楽を聞いてもらいたいのか?
そうではないと思いました。
今の、この少人数制で顔の見える規模でお話しをしながらできるコンサートが、一番贅沢で素晴らしいこと。
だったら、たったひとりの人の望みを叶えるような活動がよいのではないか?

「しあわせなひととき配達便」みたいな仕事。
できれば、その方に合う曲を作るところまでする。
どんな曲を聞きたいか、どんな場所で、おいしい物、好きなものに囲まれながら、至福のときを過ごしてもらうような・・・。
オーダーメイドのコンサートみたいな・・・。
そんなことを考えました。

<どんな音を出したいのか>
今回、赤ちゃんぐらい小さい子どもたちとお母さんが対象でした。
お琴の音色って、赤ちゃんにどう伝わるんだろう?
もしかしたら、きつい音に感じられるんじゃないか?

赤ちゃんにもすーっと溶け込むような音を出したいと初めて思いました。
そして、それが一番よい音なのではないかと思います

<恩師との再会>
なんと、このちょうど1カ月前に、ずっと会えなかった、公私ともに一番私が尊敬しているお琴の恩師に会えたのです。
それも、先生の演奏も聴くことができて・・・。
なんとも星のめぐりというのは不思議なものです。
とても励まされました!

<30代からのスタート>
暗黒の20代が明け、30代からはしあわせなことがやってきてくれるようになりました。
こんなによいことに恵まれ、感謝です。

何かを人に伝えようとする人は、そこにすべてその人となりが表れると言います。
素敵な人たちを見習って、私も日々、居住まいを正しながら成長していかねばという思いを新たにした機会でした。
みなさま、ありがとうございます。

最後に、いろいろ初心に帰って筝曲をYOU TUBEで探していたら、いろいろ憧れの
演奏家のものも見つかり、いい時代だなと喜びました!

いつか、これを自分なりに弾いてみたいと思っている曲をご紹介します。
小学6年生の名手の演奏のようです。
難曲ですが、立派に弾いてますね。

「鳥のように」 沢井忠夫 作曲
http://www.youtube.com/watch?v=bM73f6ZG4Ok&feature=related

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2 コメント

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お琴素敵でしたよ!! (さとひよ)
2011-10-06 10:27:39
こんなステキなブログ、作ってらしたんですね!
うさちゃんについても深い思いをもっていらっしゃるのだということが分かりました!

お琴と一緒に読ませていただいたこと、
私にはほんとに贅沢な経験でした

また機会があったらうれしいです!
これからもどんどん活動を広げてくださいね!
応援しています!

また遊びにきますね
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ありがとうございます! ()
2011-10-09 11:35:36
ひよこさん、ご訪問・コメントありがとうございます

私は絵本に詳しくない、いつも行き当たりバッタリで選んでるので、ひよこさんの造詣の深さに感謝、憧れがあります

来年、息子が小学生になったら自分に時間ができるのか、もっと時間がなくなるのか、わかりませんが、またいろいろご一緒できたらうれしいです

これからもよろしくお願いしま~す
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