万博公演にある国立民族学博物館『みんぱく』へ、インド映画を鑑賞しにいってきました。ここでは12月6日まで『インド サリーの世界』と題したインド関連の特別展を開催しており、その一環として大阪未公開のインド映画を何本か日替わり上映しているのです。
先ごろ東京で開かれた『東京国際映画祭』で、タミルの英雄、俺様のスーパースター・ラジニカーント様の主演映画『チャンドラムキ』がめでたくも上映されたにも関わらず、遠距離の悲しさで見にいけなかった俺様、あまりに無念だったので、ついつい通販サイトで英語字幕版を購入しましたが、当然ついていけるはずもなく、冒頭のラジニ様のスーパーアクション以外は余計にフラストレーションを溜めこんでいたところに今回のインド映画上映情報。これは行かねばなりません!!
今日上映されたのはマニ・ラトナム監督の92年製作作品『ロージャー(Roja)』、日本でも『ボンベイ』の公開ですっかり(?)有名になりましたが、その『ボンベイ』に先立って製作されたインド・ナショナリズムの薫り高い映画なのです。
1時半の上映に間に合うように余裕を持って出かけたのですが、千里中央が思ったより遠っ!! 近頃はなかなか行く用事もなくて、6,7年ぶりですが、こんなに遠かったっけ~?ってかんじです。中央南改札近くのとんかつ屋で急ぎの昼食をとって、モノレールに乗り換えました。
万博公園駅からは歩いて10分程、開場前に着くつもりだったのですが、上映場所となっている博物館の講堂にたどり着いた頃には、もう席が半分以上埋まっていました。ここまで映画見に来る人ってどれくらいいるのかな~、、、とか思いながら来てみたのですが、思った以上にインド映画って人気があるみたいで、結局8割方席が埋まった状態で上映開始。140分と、インド映画らしく長尺の映画でしたが、かなりゆったりと座れる座席のお陰で楽に鑑賞することができました。
映画は・・・・多分これからも上映されたりDVDになったりすることは無いと思われますので書いちゃいますが、タミルの農村で育った少女ロージャー(Roja)と、彼女の夫となったマドラスの暗号解読技師リシ(Rishi)が、カシミール独立紛争に巻き込まれてしまう物語です。95年の『ボンベイ』に比べると、民族紛争の取り上げ方が、ちょっと明快でありすぎる話でしょうか。
ゲリラ運動に身を投じるカシミール・ゲリラから、人質交換のための材料として身柄を拘束され、いつ命を奪われるかさえ分からないまま連れまわされるリシと、彼を目の前で連れ去られ、救出に奔走するロージャー。パンフレットに『愛国的ラブ・ストーリー』とあったように、この映画は二人が出会い、別れてまた再会するまでを描いた恋愛映画ではあるのですが、一方で、拘束されたリシがゲリラに蹴られ殴られしながらも、しばしば日本人から見ると過激なまでに愛国的な行動をとってみせるあたり、『インド愛』を高らかに謳っている映画でもあるのです。
・・・・・・・・で、『ロージャー』はそんなこんなで見ごたえのある内容だったわけですが、この映画祭、今度の土日にあと2回上映が残っていて、土曜日に『ボンベイ』、日曜日にはこれまた日本未公開のマニ・ラトナム映画『頬にキス』が上映されたりするのです。それで、これから観に行こうかな~っていう人にちょいとご注意を。
今回の映画祭は、国立民族学博物館の特別展である『インド サリーの世界』の関連イベントとして行われております。特別展は入場料として大人830円かかるのです。が、映画上映は特別展とは違う場所(講堂)で行われるので、万博公園の入場料金250円でOKなのです。
知ってた? 知ってた??
830円払って入ったの、俺様だけ?
いや~ん
先ごろ東京で開かれた『東京国際映画祭』で、タミルの英雄、俺様のスーパースター・ラジニカーント様の主演映画『チャンドラムキ』がめでたくも上映されたにも関わらず、遠距離の悲しさで見にいけなかった俺様、あまりに無念だったので、ついつい通販サイトで英語字幕版を購入しましたが、当然ついていけるはずもなく、冒頭のラジニ様のスーパーアクション以外は余計にフラストレーションを溜めこんでいたところに今回のインド映画上映情報。これは行かねばなりません!!
今日上映されたのはマニ・ラトナム監督の92年製作作品『ロージャー(Roja)』、日本でも『ボンベイ』の公開ですっかり(?)有名になりましたが、その『ボンベイ』に先立って製作されたインド・ナショナリズムの薫り高い映画なのです。
1時半の上映に間に合うように余裕を持って出かけたのですが、千里中央が思ったより遠っ!! 近頃はなかなか行く用事もなくて、6,7年ぶりですが、こんなに遠かったっけ~?ってかんじです。中央南改札近くのとんかつ屋で急ぎの昼食をとって、モノレールに乗り換えました。
万博公園駅からは歩いて10分程、開場前に着くつもりだったのですが、上映場所となっている博物館の講堂にたどり着いた頃には、もう席が半分以上埋まっていました。ここまで映画見に来る人ってどれくらいいるのかな~、、、とか思いながら来てみたのですが、思った以上にインド映画って人気があるみたいで、結局8割方席が埋まった状態で上映開始。140分と、インド映画らしく長尺の映画でしたが、かなりゆったりと座れる座席のお陰で楽に鑑賞することができました。
映画は・・・・多分これからも上映されたりDVDになったりすることは無いと思われますので書いちゃいますが、タミルの農村で育った少女ロージャー(Roja)と、彼女の夫となったマドラスの暗号解読技師リシ(Rishi)が、カシミール独立紛争に巻き込まれてしまう物語です。95年の『ボンベイ』に比べると、民族紛争の取り上げ方が、ちょっと明快でありすぎる話でしょうか。
ゲリラ運動に身を投じるカシミール・ゲリラから、人質交換のための材料として身柄を拘束され、いつ命を奪われるかさえ分からないまま連れまわされるリシと、彼を目の前で連れ去られ、救出に奔走するロージャー。パンフレットに『愛国的ラブ・ストーリー』とあったように、この映画は二人が出会い、別れてまた再会するまでを描いた恋愛映画ではあるのですが、一方で、拘束されたリシがゲリラに蹴られ殴られしながらも、しばしば日本人から見ると過激なまでに愛国的な行動をとってみせるあたり、『インド愛』を高らかに謳っている映画でもあるのです。
・・・・・・・・で、『ロージャー』はそんなこんなで見ごたえのある内容だったわけですが、この映画祭、今度の土日にあと2回上映が残っていて、土曜日に『ボンベイ』、日曜日にはこれまた日本未公開のマニ・ラトナム映画『頬にキス』が上映されたりするのです。それで、これから観に行こうかな~っていう人にちょいとご注意を。
今回の映画祭は、国立民族学博物館の特別展である『インド サリーの世界』の関連イベントとして行われております。特別展は入場料として大人830円かかるのです。が、映画上映は特別展とは違う場所(講堂)で行われるので、万博公園の入場料金250円でOKなのです。
知ってた? 知ってた??
830円払って入ったの、俺様だけ?
いや~ん