今日は、XBOXのGAMEPASSから『ロスト・イン・ランダム』を。
『ロスト・インら・ランダム』は2021年にエレクトロニック・アーツがリリースした、アクション・アドベンチャーだ。
主人公のグースーが暮らすランダム王国は、『ワンクロフト』『ツータウン』『スリーダム』『フォーベルグ』『ファイブトロポリス』『シクストピア』の6つの町に分かれた国で、
国民は12歳になると、女王の持つ黒いダイスによりどこのエリアで暮らしていくのかを決められる。
ある日、グースーの姉のキース―が女王に連れていかれてしまい、グースーは姉を取り戻すたびに出ることを決意する。
ストーリーの出だしはこんな感じで、プレーヤーはグースーを操作しながら、
『ワンクロフト』を出発点に、それぞれの町を順番に辿っていくことになる。
町の名前から想像がつくかもしれないが、このゲームはダイス、つまりサイコロが重要な意味を持っていて、
途中から旅の同行者になる、サイコロの六面体に手足がついたような魔法生物『ダイシー』の、
サイコロの『目』を1面ずつ取り戻さないと、次の町へ進むことが出来なくなっていたり、
戦いの際にはダイシーを放り投げて、出たダイスの目だけ、魔法の様な効果が得られる『カード』を使うことが出来たりする。
グースーは基本的には普通の12歳の子どもなので、ダイシーがいないと大変だ。
そういえば、グースーとかキース―とか、変な名前だなぁと思っていたが、
これは字幕の付け方がちょっと強引なせいで、
英語の音声では『Even』『Odd』という名前で呼ばれており、
つまりは『偶数』と『奇数』なんである。
無理にグースーとかにせずに、イヴンとオッドとかでも良かったと思う。
登場するキャラクターは、グースーたちのように普通の人間もいれば、
魚っぽい人や、頭が逆さまについた人など、なかなかに…不気味だ。
この人は、目が3つついたシーモアというキャラクター。
ホントにこんな人ばっかりだが、この人はこの人で、
ダイシーに目を追加してくれるありがたい人で、
人は見かけによらないのである。
面白かったのは、話の端々でグースーの行動を開設してくれるナレーターの存在で、
終盤には女王の介入もあって、ストーリーの登場人物として引きずり込まれてしまう。
普通、ゲームのナレーターは、ゲームを俯瞰的に語る役割で、
こういう展開は意外性があって良かった。
ゲームバランとしては、どちらかというと癖が強く、とっつきにくさも色々と感じられる。
バトルシーンでは、カードを使って武器を生成したりトラップを仕掛けたりしてするんだけれども、
カードを使うためには、まず手持ちのパチンコを使って、敵の体からクリスタルを剥がさないといけない。
クリスタルを一定数集めると、カードを呼び出すためのダイスを振ることができるようになるんだけど、
敵から逃げ回りながらパチンコを当てるのはなかなか大変で、途中からイージーモードに切り替えてしまった。
日本語が字幕対応になっているのも地味にやっかいで、
ゲームの登場人物は見た目がアレな割に色々と喋り捲る上、
トークの内容に洒落が効いていたり、韻を踏んでいたりと
英語ならではのウィットに富んだ会話は、翻訳であればそのあたりのニュアンスが伝わるとおもんだけど、
字幕ではいまいち分かりにくいかんじで、
ヒアリングが得意だったらもっと楽しいんだろうなぁと感じた。
ともあれ、ストーリーは起伏に富んでいて、どんどん先に進みたくなる。
訪れる町はどこも個性的で、次は一体どんな町なんだろうと思わせるし、
最後に訪れる女王の居城シクストピアの姿には、
昔観た『銀河鉄道999』を思い出した。
バトルシーンのめんどくささが気にならない人なら、
話の結末を目指して頑張ってほしいところだ。
『ロスト・インら・ランダム』は2021年にエレクトロニック・アーツがリリースした、アクション・アドベンチャーだ。
主人公のグースーが暮らすランダム王国は、『ワンクロフト』『ツータウン』『スリーダム』『フォーベルグ』『ファイブトロポリス』『シクストピア』の6つの町に分かれた国で、
国民は12歳になると、女王の持つ黒いダイスによりどこのエリアで暮らしていくのかを決められる。
ある日、グースーの姉のキース―が女王に連れていかれてしまい、グースーは姉を取り戻すたびに出ることを決意する。
ストーリーの出だしはこんな感じで、プレーヤーはグースーを操作しながら、
『ワンクロフト』を出発点に、それぞれの町を順番に辿っていくことになる。
町の名前から想像がつくかもしれないが、このゲームはダイス、つまりサイコロが重要な意味を持っていて、
途中から旅の同行者になる、サイコロの六面体に手足がついたような魔法生物『ダイシー』の、
サイコロの『目』を1面ずつ取り戻さないと、次の町へ進むことが出来なくなっていたり、
戦いの際にはダイシーを放り投げて、出たダイスの目だけ、魔法の様な効果が得られる『カード』を使うことが出来たりする。
グースーは基本的には普通の12歳の子どもなので、ダイシーがいないと大変だ。
そういえば、グースーとかキース―とか、変な名前だなぁと思っていたが、
これは字幕の付け方がちょっと強引なせいで、
英語の音声では『Even』『Odd』という名前で呼ばれており、
つまりは『偶数』と『奇数』なんである。
無理にグースーとかにせずに、イヴンとオッドとかでも良かったと思う。
登場するキャラクターは、グースーたちのように普通の人間もいれば、
魚っぽい人や、頭が逆さまについた人など、なかなかに…不気味だ。
この人は、目が3つついたシーモアというキャラクター。
ホントにこんな人ばっかりだが、この人はこの人で、
ダイシーに目を追加してくれるありがたい人で、
人は見かけによらないのである。
面白かったのは、話の端々でグースーの行動を開設してくれるナレーターの存在で、
終盤には女王の介入もあって、ストーリーの登場人物として引きずり込まれてしまう。
普通、ゲームのナレーターは、ゲームを俯瞰的に語る役割で、
こういう展開は意外性があって良かった。
ゲームバランとしては、どちらかというと癖が強く、とっつきにくさも色々と感じられる。
バトルシーンでは、カードを使って武器を生成したりトラップを仕掛けたりしてするんだけれども、
カードを使うためには、まず手持ちのパチンコを使って、敵の体からクリスタルを剥がさないといけない。
クリスタルを一定数集めると、カードを呼び出すためのダイスを振ることができるようになるんだけど、
敵から逃げ回りながらパチンコを当てるのはなかなか大変で、途中からイージーモードに切り替えてしまった。
日本語が字幕対応になっているのも地味にやっかいで、
ゲームの登場人物は見た目がアレな割に色々と喋り捲る上、
トークの内容に洒落が効いていたり、韻を踏んでいたりと
英語ならではのウィットに富んだ会話は、翻訳であればそのあたりのニュアンスが伝わるとおもんだけど、
字幕ではいまいち分かりにくいかんじで、
ヒアリングが得意だったらもっと楽しいんだろうなぁと感じた。
ともあれ、ストーリーは起伏に富んでいて、どんどん先に進みたくなる。
訪れる町はどこも個性的で、次は一体どんな町なんだろうと思わせるし、
最後に訪れる女王の居城シクストピアの姿には、
昔観た『銀河鉄道999』を思い出した。
バトルシーンのめんどくささが気にならない人なら、
話の結末を目指して頑張ってほしいところだ。
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