1月からプレイしている、PS5用のRPG『サンドランド』、
鳥山明氏が2000年に発表したコミックが原作のオープンワールド型RPGだ。
前半はとても楽しく遊んでいたのだけれど、
フォレストランドに入ったあたりから、「う~ん?」というかんじになってしまった。
前半はこれぞ鳥山ワールドといった世界観を見せつけられながら、
魔王サタンの息子で元気いっぱいの悪魔・ベルゼブブや、
国軍の元将軍で、陰謀に巻き込まれて妻を失い、復讐に燃える男・ラオ、
ゼウ大将軍の命令でラオを追いながら、心の葛藤に揺れる正義漢・アレ将軍等、
個性一杯のキャラクターたちを中心にテンポよく話が進む。
最後は大将軍を皆でやっつけて大団円と、話を追うことに夢中にさせられた。
後半も、隣国フォレストランドの侵略に立ち向かうストーリーで、
話としては面白いんだけど、
ゲームとしての要素が後半に入っても代わり映えせずで、正直飽きてしまったというところか。
自由に走り回ることのできたサンドランドから、一転して迷路のようなフォレストランドの地形、
目の前にあるのに辿り着けないもどかしさは、なかなか辛いものがあった。
これがせめてゼルダのようにどこまでも登っていければいいんだけど、
サンドランドでは、絶壁はともかく、登れそうな地形も見えない壁があって登れない。
時々手に入る、キーアイテムの様でキーアイテムではない「落とし物」も地味にしんどかった。
「軍人の水筒」とか「残されたランプ」とか、
いわくありげなアイテムがあっちこっちで手に入るんだけど、
使い道が分からない。かといって意味がないわけではなく、
町の中でモブキャラの1人に話しかけた時に、
「あ、それは私の・・・!」となるんだけど、
なにしろヒントがほとんど無いに等しいので、
偶然に頼るしかなく、この手のアイテムがどんどん溜まっていくのがほとんどストレスになってしまった。
これからいよいよ山場の空中戦艦攻略に入るのだけれど、
せめてエンディングは「やってよかった!」と思える内容にしてほしいなぁ。
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