goo

バカにつける薬、ウソにつきまとう話・・・。


前置き:
小説「宮本武蔵」では、
「自分をバカだと分かっていないヤツには、ちゃんと教えてやるのが親切ってもんだ」
などという沢庵和尚のセリフもあった気がするけど。
”バカ”という言葉が”他人への侮蔑”ともなる行為である以上、
「お前はバカだ!」などと、面と向かって伝えれば、事実がどうであろうと、
現実的には問題となる。
こんなツマらないことなどが、制約となるのか?
世の中には、簡単な事実ですら、ちゃんと言え(伝えられ)ないことが少なくない。

「伝えられない真実」を「ウソ」という言葉で、くくってしまうのなら、
「ウソ」という言葉には”深み”がない。
信頼できる人間に相談してみても、
結局、よく分からないままになってしまうことも多いのが、”他人”のこと。
ただ一言、「アイツは、バカだ」とでも言えれば、済んでしまう話なのに、ね。
もちろん、世の中には、”バカ”という言葉以外にも、
面と向かって言えない言葉は、いくつもある。

ネットネタの受け売り・・・?:
ブログ上では、”他人の受け売り”も”政治ネタ”もやりたくはない。
特に”政治ネタ”は、苦手ということもあるが、
そう言う主旨で始めたブログでもないからです。
それでも、どうしてもというときもある。
ここ数日、ネット上にアップされたある政治ネタからです。

「米韓FTAで韓国は着実に植民地化の道を歩んでいる。」
「TPPも言いかえれば、日本が名実ともに米国の植民地になることを意味する。」

「TPP云々の前に、日本企業が米国で不条理極まりない訴訟を吹っかけられて
賠償金をむしり取られたという例は枚挙に暇がない。
この前だってトヨタが車の欠陥を捏造されやられていたのをもうお忘れか。
マスコミがきちんと報じないから無理ないことかもしれないが、
TPPに参加すると、それが国内でも行われるということだ。」

大型店舗の立地法が規制緩和されたが90年代半ばから、
日本でも、米国のウォルマートの手法を模したような
郊外型の大型ディスカウントストアが出てきた。
当初は、便利な店ができたものだと、NAも単純に喜んでいた。
しかし、国内の産業などに還元することもない商業システムは、
商店街にあった老舗の店舗をツブしていくことになった。
日本国内でウォルマートが、米国で起こした問題を、
そのまま再現しているような状況が、今も繰り返されている。




テレビや新聞に出てくるコメンテーターやアナリストの口から、
ハッキリとした真実が告げられていないとき。
”ウソ”という言葉ではくくれない事情や状況があるのかも知れない。
しかし、巻き込まれる人間にとっては、”どんな事情”があるにしても、
たまったものではないのは変わらない。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )