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チョコレートは、空箱の思い出。

(画像の場所は、JR東日本亀戸駅とアトレ周辺)
数年前、現場の社員へと、本社の営業担当が、
“チョコレートの差し入れ”を持ってきたことがあった。
男性の営業担当者であったもの、ちょうど2月だったことからだった。
バタバタとしていたこともあり、
仕事の後でいただくことにして、休憩所に置かれることとなった。
さて、一区切りもついたから、一緒に対応した同僚たちと…、
「珍しく、本社から“差し入れ”もあることだから、一息入れてもいいかな」
「男からかよ。色気ねぇなぁ」などと言っていたもの。
箱の中は、空っぽ!!
「おいおい、どうしたんだよ!」
「差し入れなんて、調子のいいことを言って、ヌカ喜びじゃねえかよ!」
…となってしまった。
確認したところ。
業務に追われているうちに、
電話番をしていた同僚が食べてしまっていたのが分かった。
「いや~あ、みんな食べないなぁ♪と思ってね。あっはっはは♪」
などとゴマかしていたが、気分が悪くなる話だった。
この同僚は親会社からの出向ということで、
職場に配属されてだけど。
その後、別のことでもタチの悪いマネをしており。
関連する過去の記事⇒
色々とカタをつけられないままとなっている。



「食べ物の恨みは、怖いから、ね」とは言われるけど。
これは、仕事への姿勢や立ち位置の問題。
本社が、わざわざ経費で差し入れを行なったのは、
職場の士気(モチベーション)をあげる意図があってのもの。
それを親会社の身であることを鼻にかけて、
仕事もせず、好き勝手しているような人物が、
貪り(むさぼり)食ったのだから、モチベーションは、一気に急降下した。
しかも、親会社からの“お客様”ということで怖気づいた役職者たちは、
このことを注意することもなく、黙認していた。
これが、より気分を悪いものにしていた。

蛇足:
この物語は、多少の誇張と脚色が加えられており。
年明けだったけど、2月だったかは疑わしい。
それに、全部食われてしまったのだから、空箱など、即、ゴミ箱行き!!
それにして…、
ずいぶんとイヤなことを思い出したものだ。
イヤな思い出を、別(かわり)の思い出で消すこともできない。
こんな気分では、甘いものなど、口に入れる気にもなれない。
だから、辛めのキーマカレーでも食べに行くかな。
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