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ソウルフード・インディア:お気に入りのインドカレー店


12月も終わりとなる、20日頃。
チキンとケーキーを買い漁り、シャンパンを開ける・・・などの行事が、
ふざけたギャグとしか思えない性格ではあるもの。
企業戦士(こんな時代錯誤な言葉こそギャグでしかないけど)の一員としては、
年末の大商戦となる時期でもあり。
バカバカしいとも言っていられないところである。
そこで、残り1ヶ月となった年末に備えて、
チキンだけでも食べに行くことにしました。


都営三田線「水道橋駅」、
もしくは、JR東日本「水道橋駅(東口側)」を降りると、
目の前には、白山通りがあり。
区役所へと足を向ければ、左手には、東京ドームが見える。
大型の商業施設が多いが、それほど騒がしい街でもなく。
食品や生活用品を扱うスーパーマーケットのような販売店は少ない。
生活空間としては、必ずしも恵まれている訳ではないもの。
それなりに飲食店もあり。
“昨年初め”からのコロナショックで影響を受けるまでは、
ひとり身の生活において、不便を感じることもなかった。
そんな街の通りから、1つ路地へと入ると、
馴染みにしているインドカレーの店「ソウルフード・インディア」がある。



インドと言えば、古くから中央アジアへの出入口でもあり、
異文化との交流や交易が行われ、多種多様な人種と言語が存在する。
お釈迦様(ブッダ)の生誕の地にして、
数字の“0(ゼロ)”を発明した国でもある。
現在のインドは、総人口が13億人以上で、
国土は、日本のおよそ9倍もある巨大国家。
憲法によってカーストによる差別が禁止されたとは言え、
まだ身分制度も残り、土地ごとに宗教的背景も異なる。
これが食文化にも影響していることから、
インドでは、ボンベイ料理、南インド料理など、
土地の名を冠した料理名が用いられていると聞くけど。
この店は、それほど“かしこまった”ものでもなく。
お気に入りのカレーを選んで、ナンやライスで味わえる。
タンドリーで焼いた”ナン”は、そのまま味わっても本当に美味く。
少し余裕のあるときなら、両方を味わうのも美味しいところ。
ちなみに、インド料理のイメージとなっている「ナン」の発祥地は、
ペルシャ(現在のイラン)とも言われている。
まあナンで、インドカレーを味わうのに、余計な知識は、イランのよ。
…って、以前の記事のネタを使い回しています!?⇒

食後には、ラッシーやチャイを味わうのも悪くない。
ランチタイムなら、セットメニューを頼めば、ドリンクを選ぶことができる。



“ラッシー”は、ヨーグルトの飲料。
口当たりのいい酸味があり、スパイシーなインドカレーとの相性が良い。
ヨーグルトと言えば、日本人には、ブルガリアなど欧州圏のイメージがあり。
ちょっと不思議な気分にもなるけど…。
ヨーグルトとはトルコ語。
昔のトルコ民族は、モンゴル高原に住んでいた。
モンゴルの遊牧民と言えば、もちろんモンゴル系が思い浮かぶけど
かつては、トルコ系遊牧民も住んでおり。
彼ら遊牧民の戦闘力に目をつけたイスラム勢力が傭兵として、
引き入れていく。
インドの前身“ムガル帝国”も、この流れにあるイスラム勢力の1つ。
遊牧民の食べ物だったヨーグルトも、一緒に支配域へ広まっている。



“チャイ”は、インドでは、街角のスタンドでも飲める国民的な飲物。
日本のインドレストランなどでは、
紅茶に、たっぷりミルクと砂糖を入れたものが出されるけど。
以前、テレビのドキュメンタリー番組で紹介されたものでは…。
山羊やヤクの乳を温めたのち、紅茶の茶葉をとき、
それを漉してから、たっぷりと砂糖を加えたものとも聞いている。



(チキンが目的と言っても、スパイシーなタンドリーチキン!)

馴染みにしている店を、
ひいき目で記事にした“提灯記事”だって!?

「ふっふっふっ・・・」。
まあ、その通りなんだけど、ね(いいじゃん!)。



以下(↓)は関連する過去の記事となります。
「塩を求めて…。」
「70年よりも前の話。:(前編)」
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