タイでゴルフ友達になりましょ。

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ラオスの歌姫が ついに 障害者財団を 設立する? 

2014年02月01日 | タイの番外編
  
 2月2日の投票日を 目前に控え、緊張が高まっているバンコク市内ですが、昨日は 約6,200人がデモに
参加、投票に行かないよう呼び掛けています。 選挙管理委員会当局は、投票妨害で不測の事態が
起きる恐れがあるとして、警察に投票所の警備の再強化を 要請しています。

選挙の心配ばかりしていると 気分が滅入りますので、今日は 「ラオスの歌姫」 のお話を ・・・

 

 何度か当ブログでも紹介していますが、ラオスの歌姫こと、アレクサンドラ・ブンスアイさん25歳は、現在
文科省の奨学金で慶応大学大学院のメディア・デザイン学科に留学中で、博士論文を 執筆中です。

私が最初、歌姫に興味を 持ったのは、ラオスで初の 「ダウン症の障害者協会」 設立に 動いていると
聞いたからですが、彼女の実姉のリナさんが 先天的なダウン症であることが、大きな理由だったのです。

ラオスでは ダウン症など身体障害者に 対する偏見が まだ 強く、社会参加の機会は極めて少なく、初等
教育が終ると、家に 籠りきりの毎日が続くようです。 彼女は、何とか リナさんのような障害者たちを
社会参加させる方法は ないかと 「ダウン症の障害者協会」 設立に 奔走していたのです ・・・・

  
<姉のリナさんと…>

アクレサンドラさんは、2002年 14歳の時 ラオスで歌手としてデビュー。 その愛くるしく清楚な顔立ちに
加えて、ラオス伝統音楽とクラシックを 融合させ、そこに独自の感性を 織りこんだポップスサウンドが、

ラオスの人々に 衝撃を 与え 人気者に … トレードマークとなったバイオリンを 片手に ラオス伝統のシン
(巻きスカート) を パンツに はき変え、ステージでは 大人のパワフルなダンスも披露させます。 

 それも そのはず、ラオス人の父親は ラオス国立音楽・芸術大学副学長。 母親のブルガリヤ人は
ピアノ教師という両親に育てられましたからネ。 アジアの国々で “ラオスの歌姫” と 呼ばれるように

 

なった きっかけは、2007年 19歳の時 タイのテレビドラマ 「メコン川のラブソング」 で、主役を
演じました。 高い視聴率を 上げてタイでの人気も急上昇し、ラオスの歌姫となりました。 

ところが 人気絶頂中の2008年、彼女に 大きな変化が起き、マスメディア・デザインを 研究する為に、
日本政府の奨学金で慶応大学大学院 (修士課程) に 留学します。 日本へは世界の音楽イベントで
ラオスを 代表し、横浜で開催されたJ-アセアン コンサートや愛知万博で、来日していました。

 日本で勉強するかたわら、ラオスやタイで音楽活動もし、社会福祉活動にも力を 入れています。
麻薬・エイズなどの問題解決の一助になればと、歌を 通じて ラオス各地の子供や青年にメッセージを
送りながら、障害者支援の為のチャリティーコンサートなどをも 行なっている日々です。

 

世界有数の貧困国に生まれたこと、そして 「無垢な心を 持った私にとって天使のような存在」 と呼ぶ
ダウン症の姉 リナさん27歳への愛情が、様々な活動や困難にでも立ち向かわせているバイタリティーに
なっているのでしょう。 25歳で なかなか 出来ることではありません!

 もう少し歌姫の話、続けたいのですが、長くなりますので明日に続きます ・・・  



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