先週の8日、10月末に営まれるプミポン前国王の火葬施設が報道陣に公開されました。
バンコクの王宮前広場で行なわれる葬儀に向け、着々と建設が進むんでいるようです。伝統様式に
則った施設は、金色に輝く壮麗な外観が出来上がるようで早く見てみたい気も。完成は9月末だとか。
公開された火葬施設は、棺を納める中央の塔の高さが50メートル。仏教の宇宙観を表現しているそう。
プミポン前国王は農地改良など「水」に関する功績が多いため、周囲に池などを配置すると聞きます。
<葬儀後、11月1日~30日の期間に一般公開されるよう>
プミポン前国王のご遺体は現在、王宮内に安置されていますが、葬儀の際、棺を王宮から火葬
施設に運ぶのは、豪華な装飾の山車のような車だそうです。高さ11メートル、長さ18メートルで、
兵士が222人で引くらしいですヨ。車は220年以上前に作られ、修理を重ねて使われています。
火葬施設は 一般公開されたあと、葬儀終了後に解体され、別の場所で展示されるそうです。
<ボランティも一生懸命です>
火葬施設に配置される彫像や装飾品などの制作も急ピッチで進んでいるよう。制作しているのは
文化省芸術局の職員やボランティアの職人らですが、ボランティアで参加している画家もおり、
「この仕事を誇りに思う。私の人生の中で最も大きな出来事の一つです」と紹介されていました。
70年間在位し、国父と慕われた前国王は昨年10月13日に88歳で死去されました。葬儀は10月
25日から29日まで5日間にわたり営まれ、火葬は2日目の26日に行なわれます。26日(木曜日)は
公休日となり、タイで今までにない大きな行事となるでしょうから、いろいろな面で留意ください。
<一世一代の大舞台となるでしょう>
タイ政府は期間中の10月16日~30日に、タイ国王の葬儀の一環として行なわれる集団出家式に
参加する公務員、国営企業社員については、有給の特別公休とすることも決めています。参加者は、
一連の宗教儀式へのすべてに参列の義務が生じるようです。参加者も一世一代の行事でしょう。
そう言えば、プミポン前国王の火葬記念硬貨の2回目の受付が今月18日に開始される見通しです。財務省は当初、
記念硬貨の発行は1回目の受付分のみで増産はしないと説明していましたが、予想を上回る反響の高さを受けて
増産を決めたようです。硬貨は金5万バーツ、銀2千バーツ、銅3千バーツ、ニッケル100バーツの4種類です。
<銅貨が銀貨より高いのは、銅貨をサンドブラストで特別に磨き上げるから>
デザインは、表面が前国王の肖像。裏面は、前国王を火葬する施設です。国民の尊敬を集めるプミポン
前国王の最後の記念硬貨として、収集するだけでなくお守りとして購入する人たちも多いらしいです。
タイ国内の銀行本店・支店で、予約を受け付けており、締め切りは9月30日です。
金貨はともかく銀貨・銅貨・ニッケルなど、お守りに買ってはどうでしょう。
記念コレクションとして子どもにも残せますネ。
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