いつかは、と思っていたことが 現実となった喜ばしい話しです・・・
最近 新しい航空会社 「PCエアー」 の客室乗務員として、「2007年ミス・ティファニー」 の優勝者の
タンヤラットさん (23) ら 計3名のニューハーフの人が採用され、話題を集めていました。
ワタシ、以前から思っていたんです。 タイの国内線などに乗ると、それらしき人が客室乗務員として
それ、それは甲斐甲斐しく、楽しそうに仕事をしている姿を見かけていました。 でも 男性の格好です。
タイの社会は ニューハーフの人達が、軍人や警察官と僧侶の人以外は、どんな職業にも就けて また
本人も廻りも 普通に働ける社会が成り立っています。 客室乗務員も同様ですネ。 ですので、
いつかは 今回のように正式に、航空会社が採用する時が来るんだろうなぁ~ と・・・
<採用されたニューハーフと幹部の方々、NCから…>
しかし 現在のところ、タイの法律では 戸籍の性別は変えることは出来ませんから ニューハーフで
あっても戸籍上の性別が 「男性」 のままです。 もし国外線に乗った場合 入出国手続きでトラブルが
起きないのか 心配されますよネ。 そうしましたら、同社はニューハーフ乗務員の名札には “サード・
セックス(第3の性)” の表記を付けたり、書類上に書き込んだりするようです・・・
でも これって、他の国々にも通用するのか、また また 余計な心配をしてしまいます。
採用するにあたり、性転換手術済みで、外見、声色が女性同様であることを 条件としたようです。
同社は今年3月からアジア域内でチャーター便を運航する予定で、今回は客室乗務員として、
男性10人、女性17人、ニューハーフ3人を採用しています。
<はるな愛さんも喜んでいるでしょう…>
さて、採用された彼女らのコメントが、マスコミ各社に掲載されていましたネ。
キャビンアテンダントになるのが夢だったという、ミスコン優勝者のタンヤラットさんは 「これまでの就職
活動同様、応募は受け付けて貰えても 合格は無理だと思っていたので、今回はとても嬉しい」 と、
満面の笑顔で喜びを表現しています。 同じく採用が決まったカセサート大学卒のパンタカンさん(24)も
「タイ社会において “第3の性” への理解が深まったようで、とても嬉しい。 期待に応えたい」 と・・・
<大感激のタンヤラットさん…>
パンタカンさんは、かつて他の航空会社にも応募したことがあるそうで、その時は不合格になり、理由が
「ニューハーフだから」 だと聞いて、随分と落ち込んだといいます… ですので 今回の採用、そりぁ~
嬉しかったでしょうねぇ~ また 若い世代に大きな夢が広がるでしょう。
が、むしろ 心配されるのは、こうも簡単に航空会社が設立されることですネ。 創設者は占い師の
P・チャンさん (47) と、不動産業を営む実業家で投資家のC・クルムコモンさんの二人で、投資額は
2億バーツ (約5億8千万円) とのこと。 二人とも航空業界での経験は無いようですヨ。
日本にも成田や関空に乗り入れる予定だそうですが・・・
シッカリした運航を期待したいですネ。
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