バンコク市内とスワンナプーム国際空港を 結ぶエアポートリンクの重要地点となる 「マッカサン駅と
地下鉄MRTペチャブリ駅の高架連絡通路が開通 (7日) した」 というので、見てきました ・・・
マッカサン駅は、エアポートリンクを 走る八つの駅で 唯一、飛行機のチェックインも行なえる
中核駅として開発された重要な駅なんですが、立地条件が悪く、利用者の低迷が続いているんです。
同リンクの始発と終点となるパヤタイ駅は、BTSと繋がっていますが、チェックインはできません。
しかもマッカサン駅の近くには、地下鉄MRTペチャブリ駅が走っています。 この両駅が繋がれば、
と、空港の利用者や通勤者は、今か今かと ずぅ~っと、待っていた感があります。
エアーポートリンク (空港線) が開通したのは2010年の、ちょうどシリキット王妃のお誕生日の
8月12日でしたネ。 早いもので もう 3年が経ちました。 その半年後でしたか、一日の利用者数が
目標の3分の1以下で、大赤字だというニュースが 大きく報じられました ・・・
マッカサン駅を 利用しない理由として、
1 空港からマッカサン駅へ来ても 地下鉄への乗り継ぎが不便
(当時は 同駅と地下鉄が繋がっておらず、大分 歩かなければならない)
2 タクシーを 利用するにもマッカサン駅周辺は、大渋滞で有名なエリア
<連絡通路ができても交通渋滞は変わらないからね…>
3 エアポートリンクが空港からマッカサン駅まで20分で150バーツ と 比較して、タクシーならば
運賃が高速代を 含め250バーツ~300バーツで、30分程度で市内のホテルまで来れる
4 本数が少ない ・・・ 等々の理由で、拒否反応が生まれたもんでした。
やはり 1 が、一番の大きな原因でしたねぇ~ 重い 或いは いくつもの荷物を 持って、地下鉄まで
タクシー乗り場まで 結構 ありますから歩けません。 当時からマッカサン駅と地下鉄のペッブリー駅の
乗り継ぎがスムーズに 繋げるよう高架連絡通路がなければダメだ、なんて言われていたんです。
<念願の連絡通路はできたけど、どなるか?>
普通ですと このようなインフラは、電車が開通する前か 同時進行させるんでしょうが、後手
後手となってしまいました。 それが やっと 両駅を 繋ぐ高架連絡通路が開通したわけです。
ワタシらもブーブー言っていましたから、どんなものか見てきた次第です。
連絡通路自体を 歩く距離は500㍍前後でしょうか、以前と比較したら とても利便性は高くなりました。
でも 相変わらず利用者は少ないですねぇ~ まだ よく知られていないと、駅員は言っていましたが、
やはりタクシーは、ホテルまで行ってくれる割には 料金が安いのが、利用者の本音でしょうか。
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タイ人は荷物を持って500mも歩くことはありません。
そもそも、スワンナプーム国際空港は市街地に近く、またタクシー代が激安なので、そもそも電車需要はありません。
BTSプロンポーン駅近くに定宿がありますが、空港からはタクシーでたったの200B 630円です。夜間利用が多いので高速不要で、所要時間は25分です。
成田空港と都心のように、タクシー代と電車代が10倍も違うと言った格差が無いと、電車需要はありません。
エアポートリンクは残念ながら、沿線の労働者の通勤路線にしかなりそうにありませんね。
マッカサン駅のターミナル機能(チェックイン機能)は早急に廃止し、特急も廃止し、各駅停車のみにするのが採算改善の近道かもしれません。
余談ですが、成田空港と東京駅間には京成シャトルバス(片道900円)、平和交通(片道1000円)と言った激安バスが出現し、運行本数も多く、人気急上昇のようですね。
普通に歩いて10分弱。
しかも朝のウォーキングと違い荷物もありますし
疲れた体を引きずるならタクシーが良いですね。
もし2人ならばタクシーが安いですし、
ホテルの入り口まで行きますし。
タイの方々の通勤の足ならば使えるかもですが、
そうなったらなったで、乗り換え混雑が凄いでしょうね(笑)
数年後、電車の乗り継ぎで時間が無くて走りまわる
タイ人のサラリーマンが普通の光景になるのでしょうか(笑)
やっぱり タクシー料金の安さが、一番 効いていますよね。
何でも 日本と比べては、いけないけど インフラも同時に進行させないと・・・