昨日から ようやく男子の国内ツアー開幕戦がスタートしましたネ。 「東建ホーム
メイトカップ」が、三重県の東建 多度カントリークラブにて行なわれています。
例年ですと、1月に実施されていた日本とアジアンの共催試合「SMBCシンガポール」が
ありましたが、今年から 共同主管から外れましたので、同カップが開幕戦となりました。
日本女子や欧米の男女ツアー、アジアンツアーなどは開幕して一カ月以上も経っており、
随分と遅れた開幕戦のように感じます。今年の日本男子ツアーは何試合あるんでしょう?
日本ゴルフツアー機構(JGTO)の発表では、ZOZOを含め27試合の開催が決定しています。
下部のABEMAツアーは10試合と、女子ツアーに較べ それぞれ10試合以上少ないのかな。
日本列島を熱狂させたWBC 優勝の熱気そのままに昨日、プロ野球もパリーグが開幕し、今日
セリーグが開幕します。世界一で野球に興味のなかった人達からも野球ファンが増えそうです。
国内男子ツアーの人気が低迷していると言われて久しいのは周知されていますが、若手が
活躍し始めているのに、JGTOはファンやマスコミの目を集めようという意識や知恵が、余り
感じられませんネ。興味がない人にも観て貰おう、という努力も してほしいですけどねぇ~
それどころか、青木功会長の座を巡って内部抗争を繰り広げていました。三木正浩副会長が
青木体制の様々なツアー運営の不手際を追及し、青木会長と上田昌孝専務理事の責任追及と
退陣を要求していた抗争です。結局は三木氏が辞め、来年の3月まで任期のある青木会長の
続投と上田専務理事の留任で抗争は落ち着きましたが、今 こんなことをやっている場合では
無いでしょうにねぇ~ ゴルフファンやツアーの在り方など考えているんでしょうか?
<三木正浩氏>
ABCマート創業者の三木氏は、JGTOの副会長でもある谷原秀人選手会長が、JGTO理事に招聘し、
副会長に推した人物であり、谷原プロ自身のスポンサーでもあると聞きます。 これにより
三木・谷原 VS 青木会長派による権力闘争が勃発した、と 巷では 言われています。
それでか? 谷原秀人選手会長 兼 JGTO副会長は、この抗争を避けるために、日本の国内
ツアーを放り出して、LIVゴルフに参戦していた、なんてマスコミ報道もありました。
結局、何も変わらずに現体制が続き4期8年の長期政権になる青木体制ですが、当初は
「世界のアオキ」の知名度でツアーの活性化や試合増に繋がるだろうと期待されましたが、
何ら変わっていません。 先週の22日に JGTOの2023年度総会が行なわれました。が、
総会後、青木会長は、“会長職をあと一年やらせてもらいます” と語っただけでした。抗争に
一切 触れませんでしたが、男子ツアーは大丈夫でしょうかねぇ~ 余計な心配をしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます