今季限りで引退の宮里藍プロ、ゴルフ人生で残るメジャーはあと2つの内の一つだった「全英
リコー女子オープン」は、残念ながら通算2オーバーの94位に後退、決勝へ進めませんでした。
主催者の特別承認で出場権を得た藍ちゃんは、14年連続14回目の出場でした。2009年の3位
タイを含めて、メジャー大会では過去4回のトップ10入りを果たしていました。が、この
2年間は予選落ちが続いていましたので、最後の「全英」で初タイトルに挑んですが ・・・
先週に行なわれた米欧女子ツアー共催の「スコットランド女子オープン」では、今季最高成績と
なる13位でフィニッシュしていました。大きな弾みとなって、本人も全英リコーでは「もちろん
目指すのは優勝」と力強くコメントしていました。でもそんなに甘くはありませんでしたネ。
結果論となりますが、やはりお父さんの優さんがプロアマ戦を観戦中に倒れ、救急車で病院に緊急
搬送されたことも影響あるでしょうネ。藍プロもその場でプレーを中断し病院へ同行しましたしネ。
幸いにも、会話もでき それほど深刻なものではないということで出場に踏み切りましたが、
最後まで出場するか どうか 迷っていたようです。予期せぬアクシデントとなってしまいました。
そう言えば 前年大会では、アリヤ・ジュタヌガーン選手が2位に3打差をつけ通算16アンダーで
制して、タイ人としてメジャー初タイトルを獲得していましたネ。 これが彼女の4勝目でした。
そのアリヤ選手も持病となった膝のケガで苦しんでおり、4オーバーで決勝へ進めませんでした。
日本勢は上原彩子・鈴木愛プロが通算4アンダーの21位。西山ゆかりプロが通算2アンダーの
48位。「全英」初挑戦の川岸史果プロはカットライン上の通算1アンダー65位でメジャー初の
予選通過を果たしています。堀琴音プロは通算4オーバーの116位で、残念ながら予選落ちでした。
相変わらず韓国勢は強い!2位から出たツアー通算6勝のキム・インキョン選手が1イーグル
3バーディ、1ボギーの「68」でプレーし、通算11アンダーの単独首位に浮上しています。
メジャー初タイトルに向けて絶好のポジションで決勝を迎えます。
先の全米オープンでも、ツアー1年目のパク・スンヒョン選手が初優勝を飾り、トップテンに韓国
選手が8人もランクイン。一方、米国人選手は一人もトップテンに入れず、これは全米女子オープン
史上初めてのことだといいますからねぇ~ ここ10年で韓国勢が7人も優勝しているというから驚き。
韓国ではジュニアの時代から明確な目標設定をさせ、国を挙げて育成に注力していることは、
余りにも有名ですが、ジュニアの時代からプロと対等に戦える選手がゴロゴロ居ると聞きます。
日本ツアーでも韓国選手が大活躍していることは承知の通りです。韓国以上に賞金も高く
ツアー数も多い米国や日本でプレーしたがるのも分りますが、このままではいけませんネ。
韓国選手はハングリー精神が違うと、よく言われますが、日米ツアーにおいて男子プロは
そうでもありませんよネ。 女子の場合はハングリー精神だけではないような気がしますが ・・・
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