三菱東京UFJ 銀行が、タイの大手商業銀行 アユタヤ銀行を 子会社化するとは、驚きましたねぇ~
昨日からの続きです ・・・
アユタヤ銀行は タイ国内の銀行序列では、バンコク銀行・クルンタイ銀行・サイアム商業銀行・
カシコン銀行・TMB銀行に次ぐ、6番目くらいのになりますかネ。 タイ語では Krungsri と呼んでいます。
黄色が特色で お寺のマークが記している銀行ですから、地方都市へ行っても目立ちます。
アユタヤ銀行の買収規模は、最大5,600億円に上り、邦銀としてアジアで初めて現地銀行を
買収することになり、また経営にも乗り出します。 これらの動きも 2015年のASEAN経済
共同体創立に合わせた動向でしょう。 これには、他の邦銀は慌てましたよ、きっと ・・・
タイは、進出している外国銀行に対して 「1拠点主義」 の規制を 課しており、支店を 展開している
外国銀行は 現地銀行への出資ができません。 三菱東京UFJ銀行は、タイ支店での業務を 同銀に統合し、
アユタヤ銀行を 通じて日系企業向けに個人・法人業務を 全面展開するようです。
さすが、旧東京銀行という、タイで一番古くから進出していた経験と歴史が、今回の提携に繋がって
いるんでしょうネ。 邦銀がタイの銀行を 買収するなんて、大きな驚きです。 あっぱれな施策でした。
三井住友フィナンシャルグループでは、5月にインドネシアの年金貯蓄銀行に約1,500億円、40%の
出資を 決めています。 ASEAN経済共同体が構築されるまで、今後も こんな動きが続くでしょうネ。
バンコクには、三菱東京UFJと三井住友との2行が 日系銀行として営業していますが、どちらも個人
業務がメインではありませんし、タイ国内に支店もありません。 在留邦人や長期滞在者は、日本で
どちらかの口座を 持っていても、タイの銀行口座を 持つことになります。 バンコク銀行、
サイアム商業銀行、カシコン銀行が、日本人が口座を 持つビックスリーでしょうかネ。
カシコン銀行やバンコク銀行が、タイ国進出の為の資金貸し出しなどに便宜を 図る為、多くの日本の
地銀と積極的に業務提携を 行なっていますが、地銀としては個人取引はやっていません。
今後は アユタヤ銀行が、邦人に対して貸し出しのほか、個人取引や通常の営業用の口座
取引も行なう可能性があり、日本のノウハウやサービスも持ち込むかの知れませんネ。
そうなると、益々 日本に居るのと変わらなくなります。 ASEAN経済共同体の構築は、いろいろ変えてくれます。
これはこれで我々にとって楽しみです。
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今回の件で個人的に何かメリットが出るのか考えました。
未だ住んでいるわけではないのでメリットもよく判らないですが、
単純に口座が簡単に作れるようになるのかなって(笑)
どんなメリット考えられますか?
住んでいないと判らない不便が、便利になることってありそうでしょうか?
日本人が簡単に口座を開設できることや、日本に居る時と同じような銀行取引ができることを期待しています。
外国ですから、どこまで出来るのか、未知ですが かなり進むと思われますよ。