ようやくタイ運輸省陸運局が、道路の安全に対する意識を高めることを目的に、来月12月
1日より、公共交通機関の運転手を対象に、運転免許証のポイント減点制度を導入します。
今年4月より一般運転免許証のポイント減点制度は開始されています。ポイントは100点で
交通違反の程度に応じて、5点から35点まで減点され、50点を割ると免許停止になります。
免許停止になった場合は、ポイントを回復し免許証を再検証するために、違反ごとに
二時間から五時間の講習が義務付けられます。ですが、甘い制度だと言われていますネ。
今回の導入は陸運局が、公共交通機関の運転手が対象(バス、タクシー、トゥクトゥク、
バイクタクシー)で、一定の減点があった場合には、免許停止や免許取消になります。
同制度は さらに、公共交通機関を利用する乗客の安全に対する責任感を植え付け、運転手に
交通法規の遵守を促すことを目的としているとのこと。遅すぎますが、前進はしていますネ。
この制度では、各運転手に100点が与えられ、交通違反を犯すたびに減点されていき、
減点されるポイント数は、違反の度合いに応じて異なります。 運転者のポイントが
ゼロになった場合、90日間の免許停止となります。三年以内に3回の免許停止処分を
受けた場合は、180日間の免許停止となります。一時的には職を失うことに ・・・
勤務中の薬物使用、免許停止中の運転、他人の安全を無視した、あるいは他人に脅威を
与えるような無謀な運転、多数の負傷者や死亡者を出した重大な事故を起こした場合、
運転と異なる重大な犯罪を犯した場合も、ポイントがゼロになり、直ちに免許停止に。
減点されたドライバーは、試験に合格すれば二時間 または四時間の講習を受けて減点分を
取り戻すことができます。不合格の場合は、7日以内に三回のテストを受け直すことが可能。
免許停止となった場合、免許を取り戻すために四時間の講習に申し込むことが可能。テストに
合格し、停止期間が過ぎれば、100点のポイントを受け取り、免許を取り戻すことができます。
さて、この運転免許証のポイント減点制度導入で、特にバイクタクシーの運転手の意識が
高まれば素晴らしいんですけどネ。交通戦争から一日でも速く、抜け出して欲しいです!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます