日本国内女子ゴルフ、今季に入って三戦目が終わったばかりですが、ベテラン勢も若手の
前に立ち塞がりながら頑張っています。昨日の「Tポイント×ENEOS」では4打差の
2位から出た青木瀬令奈プロ(30)が、三日間ボギーなしの通算17アンダーで逆転優勝。
後半は崩れてしまいましたが、優勝争いを演じたのは上田桃子プロ(36)プロでした。
<青木瀬令奈プロは通算4勝目かな>
第一戦では申ジエ選手(34)が、今季開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」で二年ぶりの
ツアー通算27勝を挙げており、今季は3戦を終えてメルセデスランキング、賞金ランキング
共にトップに立っています。第二戦では吉本ひかるプロが初優勝を遂げましたが、4打差で
金田久美子プロ(33)が5位に入っています。 上田桃子プロは第一戦でも2位タイでした。
<馬場咲希さの飛距離が注目されました>
ベテランの活躍が目立つ中「Tポイント×ENEOS」で存在感を見せたのが、17歳の馬場
咲希さん(代々木高)です。 二日目までは4位タイにおり、首位に5打差の4位から出た
最終日は 71と伸ばせず、通算9アンダーの16位に終わりました。 国内ツアーでの出場
9試合目の初優勝は、成りませんでしたけど、ベストアマチュアは、勝ち取りました。
<37年前に優勝した服部道子プロ>
馬場咲希さんと言えば、昨年「全米女子アマ選手権」で優勝し、1985年大会で日本人初の
優勝を成し遂げた服部道子プロ以来、37年ぶりの快挙を達成し ゴルフ界を驚かせました。
でも 昨年1月からジュニアの選手も恵まれるようになりましたネ。21年まではジュニアや
アマチュアゴルファーにスポンサーが付くことは出来ませんでしたが、R&Aにより、新しい
アマチュア資格規則が施行されたからです。よって22年1月1日より、競技の為の費用を
受け取ることと、スポンサーやエージェントとの契約も結ぶこともが可能になり、また名前・
肖像を宣伝・広告に利用することが出来るようになりましたからネ。これは嬉しい変更です。
その恩恵を一番受けているのが馬場咲希さんでしょうか? とてもラッキーですネ。
この改訂で馬場さんのような有能な選手には、多くのスポンサーがつき、遠征費用などの
サポートを受けられるようになりましたからネ。優勝当時の服部選手は シンプルなゴルフ
ウエアだけですが、馬場さんのキャップやウエアにはいくつものロゴが貼られています。
これは馬場さんの活動をサポートする企業のロゴ。全米女子アマで優勝する前から、将来性を
見越して既に多くの支援企業が付いたんですネ。今では、より多くの企業が応援してくれて、
馬場選手にかかる金銭的負担が、大きく軽減されることになったわけです。 明日に続きます。
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