スポーツと言われる競技の中で、ゴルフはかなり お金がかかるものの代表でしょう。
そんな情況下でもトップゴルファーほど早い時期からゴルフを始めており、子供の頃から
ゴルフに触れることが、上達の近道であることは証明されています。昨日からの続きです。
しかし、才能のあるジュニアが経済的な理由によりゴルフを続けられなくなるケースが
結構 あると聞きます。 サッカーだったらどこかのチームに入ればできますし、野球は
グローブとバットさえあれば、チームに加わることができます。ゴルフは そうはいきません。
金銭を含めた親のあらゆるサポートが無ければ、続けることは出来ないでしょう ・・・
2021年に「マスターズ」を制覇した松山英樹プロは、父親の影響で4歳からゴルフを始め、
18歳で挑んだ11年の「マスターズ」では27位タイに入り、日本人初のローアマチュアを
獲得するなど、10代の頃から華々しい活躍を見せています。 6歳でゴルフを始めた石川
遼プロは、高校一年生だった07年に初出場のプロトーナメントで優勝を飾り、その後、高校
在学中の16歳でプロに転向し、驚くことに、09年には史上最年少で賞金王に輝きました。
今の時代の女子も然り、20~21年シーズンに賞金女王に輝いた稲見萌寧プロは9歳でゴルフを
スタート。19年に海外メジャー「AIG全英女子オープン」を制した渋野日向子プロも8歳でした。
19歳で臨んだ19年の「富士通レディース」で史上7人目のアマチュア優勝を遂げ、その後
プロに転向した古江彩佳プロは、ゴルフを始めたのは、なんと3歳だといいます。古江プロは
異例中の異例でしょうが、トッププロの多くは、5歳から10歳前でゴルフを始めています。
プロを目指すうえで、一概に何歳から始めるのが適齢期とは言えないでしょうが、早い
時期からゴルフに触れる環境に有るほうが、実力を伸ばせる可能性が高いのは事実でしょう。
若くして飛躍的な活躍ができるのも、子供の頃からゴルフに触れ、競技会に出ることに
よって、場慣れすることも 上達の大きな要因であることも間違いありませんでしょう。
しかし、それには結構な資金が必要です。裕福であったり、ゴルフをする環境に恵まれて
いたりすれば、問題ないでしょうが、支援する資金が途切れれば、続けることは出来ません。
親が実に大変な思いをして、借金をしながら娘、息子にゴルフをやらせながら育てている
親御さんも多く居るようです。何とか乗り越えて、運よくプロに入って稼げるようになれば
良いですが、そんなケースは少ない方で、家庭的な事情で続けられなくなる家族も多いよう。
幼少の頃は、余りお金が掛からなくとも、中学高校生になれば大変です。それがアマ資格規則の
改訂により、アマ選手もスポンサーの支援を得られるようになったことは朗報ですネ。明日に続く。
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