日本から ありとあらゆる業種が タイへ進出しています。 でも 珍しく撤退する会社も出ています。
イオングループ傘下で、結婚相手紹介サービスを 手がけるツヴァイ (東京都)は、タイ子会社
ツヴァイ (タイランド) の事業を 5月末で撤退するようです。 2011年12月に設立された時は、
タイで この手の業種は どうなのか興味を もって見ていましたが、やはり NGでしたねぇ~
主にタイ人向けに結婚相手紹介サービスを 行なってきましたが、 思うように会員が集まらず、2月期の
売上高が約600万円、経常損益が7,100万円の赤字になるなど業績が低迷していたようです。 撤退に
伴う損失は2億2千万円を 超える見通しとか。 どうして成り立たなかったのか興味のあるところです。
設立された時は、「タイの紹介の市場は、未成熟・未整備で 競合他社も少なく、これから大きく伸びる
余地がある」 と、意気盛んだったんですがネ。 どうやら、出会い系サイトの存在が要因かも知れません。
タイ経済の発展に伴い、女性は 益々 高学歴から高所得に繋がる反面、適齢期の晩婚化が進み、特に
都市部で結婚願望の女性が多くなっていると … それだけ真面目な出会い系サイトも急増しています。
金額も安いようですからネ。 ツヴァイは、1年間の一般コースで 1万5千バーツ (約4万8千円)、
コーディネーターが担当するエグゼクティブコースで5万バーツ (約16万円) でした。やはり金額かな?
タイでは、こうして結婚を 最終目的にした事業は難しいのは、「事実婚が多いから」 とタイの知人が
言っていましたネ。 インラック首相も事実婚のように、タイでは 政界や経済界で事実婚は多いんです。
これは、資産が絡んでいるからだとも言われます。 タクシン元首相も離婚して、今は事実婚とか …
最近、タイの離職率が報告されていました。 2008年~2011年が年平均 9.35%、2012年は12.5%、
2013年は12.8%と、年々 増えているようですが、事実婚を 含めたら こんな数字じゃないでしょうネ。
また 興味深いのは、2013年に離職率が最も高かった業種は 「保険」 で20%、次いで 「金融」 18%と、
なぜか、お金が絡んだ業種が高いというのも、何かありそうな臭いがしますよネ。
<こんな番組が放映される?>
ところで “日本では三組に1組が離婚している” と言われて久しいですが、「離婚式」 というビジネスが
流行っているんですってネ。 離婚式は、これから離婚する夫婦または、既に離婚した二人を 対象にした
サービスで、家族や友人の前で 「再出発の決意」 を 誓い合う、前向きなセレモニーだそうです。
基本料金が5万5千円で、仲人ならぬ “裂人” が立ち会い、参列者は御祝儀ならぬ “御終儀” を 持参。
面白いことに、離婚式を 挙げたことによって離婚を 思い止まったカップルが、結構 いるようですヨ。
参列した友人や親族に励まされて、もう少し頑張ってみようと思い返すようです (笑)。
<離婚式では、二人で結婚指輪を 壊すセレモニーが…>
最初は人の不幸を 食い物にしていると批判的に受け止められていたようですが、実際に離婚式に
出た人からは、「思った以上に感動した」 「羨ましい」 という声が聞かれるとのことです (笑)。
タイも結婚サービスよりも “離婚式” の方が、ビジネスとしては 成り立つのかも ・・・
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