石川遼プロが「6年ぶりに日本ツアーに復帰する」と聞いて、喜んでいましたら、
なんと「日本ゴルフツアー選手会の会長に就任する」というニュースには驚きましたネ。
日本の男子ツアーは現在、バブルがはじけた1991年以降からギャラリー数もテレビ視聴率も
ジリ貧になっています。人気低迷の歯止めが効かない中、最後の切り札になりましょうか。
会長就任は26歳110日で史上最年少となるようですネ。10年間で国内ツアー通算14勝している石川
遼プロですし、熱い気持ちも持っており実績も人気も申し分ないんですが、お父さんの勝美さんは
反対したように、会長職が負担になって試合に集中できないのではと、懸念してしまいます。
任期は2年で、副会長として前会長の宮里優作・薗田峻輔・深堀圭一郎プロらがサポートするようです。
石川遼プロは「日本ゴルフ界の発展のために全力を尽くしたい。その為に積極的に活動していく」と
意欲満々のようです。「観客を1人でも多く、ゴルフファンを1人でも多く、テレビ中継の視聴率を
1%でも上げ、トーナメントを1試合でも増やせるように」と、“1アップ作戦” を公約に掲げました。
華やかな人気を誇る女子ツアーの裏側で、今の男子ツアーの試合は増えず、観客動員数も
テレビ地上波の視聴率も下降の一途ですからネ。 この “1アップ作戦” はいいですネ。
スポンサーも然りです。毎年5月に開催されるメジャー「日本プロ選手権」は、2010年から
「日清カップヌードル杯」として開催されてきましたが、日清食品との契約が継続されず、
昨年で終了しました。 今季はメインスポンサーなしで開催されることになっています。
10月の「ツアーワールドカップ」のスポンサーであるの本間ゴルフは継続の意向だったのですが、
中国の親会社から承認を得られず、中止になったと。ゴルフメーカーまでもが降りちゃいました。
これで試合数は17年の26試合から今年は25試合に減少しました。2年前に青木功会長 就任時、
これで試合が増えると期待されていたんですが、そんな甘いもんじゃありませんでしたネ。
ギャラリーは最盛期の1試合平均2万5,000人以上から今季は1万2,200人まで減り半分に
なってしまっています。 石川遼プロが史上最年少の15歳8カ月でツアー優勝した07年は
1万6,837人まで回復し、賞金王になった09年は2万4,535人にまで伸びました。
しかし、石川遼プロの米国ツアー参戦と比例して10年以降は再び激減し、ゴルフ人口も減少に転じ、近年は
ナイキやアディダスがゴルフクラブの開発・販売から撤退したように用具メーカーも悲鳴を上げている状態。
今年のテレビ視聴率でも苦戦を強いられています。優勝者が決する最終日の平均視聴率は、前年比
1.8ポイント減の3.6%になってしまっています。 救いは、石川遼プロがはじめて上位に絡んだ
「カシオワールドオープン」で、視聴率はメジャーを除いた大会中トップの5.4%を記録しました。
そんな中での石川遼プロの復帰と会長職就任は、日本ツアーの救世主になれるでしょうか。
宮里優作プロが昨年、会長職を兼務しながら優勝4回と賞金王になっていますので、
言い訳はできません。 我々 ゴルフファンは、石川遼会長を応援したいですねぇ~
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これで男子プロの人気がアップすればいいのですが
最終兵器を投入しても駄目ならどうなるのでしょう?
石川プロの政治力と経営センスに期待するしかないですね。
彼が優勝を繰り返したら解決するような気もしますけど果たして・・・・
今年は男子プロを応援することにします。
ファンが観たいのは優勝争いしている石川遼プロですからねぇ~
今年の男子ツアーは大きな賭けになります。応援しましょう。