タイのキャディさんの月収って

タイでよくゴルフをやる方は、キャディさんの話題に興味をお持ちの方も多いでしょう。
ほとんどのキャディさんが女性でニコニコしていて性格が明るく心優しいですものね。

タイ国内のゴルフ場のキャディ・フィーは200～250バーツです。いろいろあるようですが、
全額キャディさんが貰えるところがあれば、あるゴルフ場では、クラブを乗せる手押しカートを
レンタル制にし、その分を差し引くところもあるようです。

いわゆる給料制で雇っているところは、ほとんどありません。登録制で150人から500人ぐらい
は居るとのことです。（そんなにいるかなあ？　とは思いますが・・・・）

ゴルフ場に来た順番でお客さんを待っている所や、そのゴルフ場のルールに則って、と
それぞれのようですが、コンペが重なる土・日で、且つ　人気ゴルフ場では臨時キャディが、
必要なぐらい忙しくても、平日は1回も順番が回ってこない日もあります。

でわキャディさんの収入はどれくらいあるのでしょうね？（どうでもいいことですが）
まずキャディフィーの200バーツ～250バーツはゴルフ場によって半額、全額とキャディさんに入るようです。

お客の多い某ゴルフ場で人気のあるキャディさんの例ですが、土曜・日曜で2回、平日は
5日間で3回ラウンドに出たとすると、（200バーツのキャディフィーのゴルフ場で全額入る例）
計1週間5回ｘ200バーツ＝1000バーツｘ4週＝4000バーツの月収になるわけです。

これに1回200バーツのチップを貰うと4000バーツプラスで、8000バーツになります。
これはバンコクあたりの最低保証賃金の合計額より高い数字になりますが、実際には
オフシーズンもありますので、このような月収を取っているキャディさんは少ないでしょう。

特に、暑季と雨期はお客さんの数が減るので、自分を指名してくれる常連客を掴むのに真剣になります。
最近では、携帯電話はキャディさんにとって、生活がかかる大切な必需品になっており、

気に入った客さんには次回の予定を聞くとともに、電話してくれるよう、頼むのは当たり前に
なっているようですよ。ワタクシのタイの友人であるKさんは、キャディさんが普通にサービス
をしてくれた場合には200バーツのチップを、

でも、ちょっとおしゃべりが多く態度が悪かったり、ボールの行方を良く観ていないような
キャディさんに関しては、100バーツにしてしまうそうです。ｋさん曰く「仕事の厳しさ、

お金を得る厳しさ」を教えてげているんだ！」と胸を張って言い切っています。
（う～ん。なるほどです？）

昔から有名な某Ｎカントリー・クラブのキャディさんの何人かは、日本人と見ると500バーツの
チップをくれるのが当たり前のような、顔をして手を差し出すキャディさんもいるそうです。

ゴルフ場もキャディさんの教育もしっかりやって欲しいですね。

逆に、キャディ・フィーにはチップが含まれていると思っている方もいます。
日本では、キャディさんにチップを上げる習慣がありませんからね～。

タイ風に考えれば、レストランで料理の代金を、会計した後に何らかのチップを置いておく
のがタイの習慣ですので、キャディさんへのチップは、「会計の後のチップ」と考えると
解り易いと思います。

プレー後、キャディさんにチップをあげるのがタイスタイルです。

チップをあげる習慣の無い日本では、ワタクシのようにタイによく来ている人間でも、仕事に
よっていくらチップを、あげて良いか分からなくなります。

ゴルフは4時間から5時間も暑い中を一緒に歩いてもらい、ワタクシなどは、グリーン上での
アドバイスは当然のこと、いろいろお世話になることを考えると200バーツは安い
かなあ～と思ってしまいます。

でも、先日あるタイ人のタクシードライバーが、ぼやいていましたね。

「日本人は、女の子にはたくさんチップを弾むわりには、
タクシーのおつりの5バーツ、10バーツをケチケチすると」・・・・・

これはちょっと筋違いとは思いますが、ドライバーにとっては同じに映るのでしょうね。

ある時、チップを日頃あげる習慣のない日本から来た知人が、プレー後チップを渡すのを
忘れていたそうです。そのキャディさんは、知人の食事が終わるのを、一時間半も車の横で

ズ～～と健気に待っていたそうです。いかに200バーツのチップがキャディさん達にとって
大きな割合を示しているか分かりますネ。でも　でも　キャディさんのチップを多めに上げてはいけません。
現地のゴルファーが困ります。


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