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うるさいタイの名物・トゥクトゥクが消えるらしい!

2017年10月18日 | タイの名所、名物、料理
 
 タイもますます近代化され、例えば バンコク市街など 5年前に来た人が、再び
来タイすると、市街の様子が 余りにも変貌してしまい 驚いているケースが多々あります。

それも時代の波、素晴らしい面も悲しい面もありますが、名物になっている「トゥク
トゥク」も大きく変わろうとしています。欧米観光客に人気の走る三輪タクシーです。

 

カラフルな車体でリズミカルかどうかは別ですが、エンジン音が名前の由来となっている「トゥク
トゥク」が、5年後の2022年までに 全て電気自動車に切り替える計画を、タイ政府が発表しました。

現在、全国で2万2,000台のトゥクトゥクが走っていますが、観光客には大人気でも、市民の
間での評判は決して良いものではありません。特にバンコク市民からは「煙を吐き出すので
空気を悪くする」「騒音がうるさ過ぎる」「運転が乱暴」 … … 等々 言われてしまっています。

ガソリンや液化天然ガスを燃料としていますが、トゥクトゥクそのものが老朽化した車両も多く、
走行中の排気ガスや騒音が 年々 酷くなっていると、快く思っていない人も少なくありません。



こうした声で、政府が電気自動車化にするという政策を打ち出したのでしょう。そうなれば、
大気汚染を減らせるし、省エネにもなりますからネ。まぁ~ これは世界的傾向の問題です。

実現すれば、年間で2万トンの石油消費の削減に繋がるということですからネ。すでに、自動車
メーカーが新たに「電気トゥクトゥク車」の開発を進めている企業もあるとか、ないとか。

試作されているトゥクトゥクは、2時間半かけてフル充電すれば、80キロ走ることができ、
1キロあたりの燃費は、これまでの半分程度に抑えることができると意気揚々らしいです。

 
 <既に太陽電池を備えた電気トゥクトゥクも>

完成されれば、きっと静かで振動も少なく、乗り心地は快適でしょう。でもトゥクトゥクの
名前の由来を考えると、名前を変えなければなりませんよネ。何とすればいいんでしょう? 

政府は電気化トゥクトゥクへの買い替えや改造を促すため、第1弾として最大で35万バーツ
(約119万円)の補助金を支給し、来年中に100台を切り替えると発表しています。 しかし
突然の政府の政策発表にトゥクトゥクのドライバーたちは戸惑っているようですヨ ・・・

 
 <タイは洪水用のトゥクトゥクまであります>

確かに課題が山積みですネ。新車にするには35万バーツの2倍以上はかかるでしょうし、充電スタンドも
少なく、電気が切れたらどうなるのか、バンコク市内も大雨や道路の冠水が多い、故障の心配も多々あります。

そうは言いながら、タイ国内の電気自動車の登録台数が 既に70台近くあるようですが、
どうしているんでしょうネ? しかしバンコク市内が、排気ガスの臭いと煙、そして
うるさい騒音がなくなったら素晴らしい街になります。ただ欧米人からは「静かに走る
トゥクトゥクは本当のトゥクトゥクではない」なんて声が聞こえてきそうです(笑)。  



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2020-05-12 22:09:00
フィリピンの第2都市ダバオも市長が「2025あたりまでにトゥクトゥクやジプニーを廃止にしたい。環境破壊や渋滞の原因になってるもん」と言って大混乱ですぜ。

トゥクトゥクやジプニーの存在を抹消して公共バスに置き換えたいらしいです。職業訓練まで実施して。

まあ、ぶっちゃけボロいトゥクトゥク=貧困国の象徴って感じですもんね・・・
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