タイでゴルフ友達になりましょ。

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象祭りから感じます!

2010年11月22日 | タイの名所、名物、料理
  
 昨日はローイクラトン、各都市の川・池・海辺での “灯篭流し” で賑わいました。

そう云えば、21日はタイの三大祭りの一つでもある 「スリンの象祭り」 とも重なっていました。
スコータイのローイクラトン、ウボンラチャタニーのろうそく祭り、そして このスリンの象祭りが、タイの
三大祭りと言われていますが、これも一度は観光で訪ねてみたい祭りの一つでもありますネ。

第一回の象祭りは、1960年と言いますから すでに50回になろうという歴史ある祭りです。 それだけに
タイの人々の生活に象は無くてはならない存在だったのでしょう。 タイの歴史の中でも  遥か昔から象が

 
     <象祭りでのひとコマ、戦う人間と共に…> 

登場し 小説やアート、建築の世界にも頻繁に出てきていました。 そうです、タイの動物と云えば 
まずは浮かび上がるのが象ですモンね。 また 観光地には必ずと云っていいほど象のショーもあります。

スリンという県、東北地方にありカンボジアと国境を繋ぐ場所に位置しており、この地方の多くの象使いは
クイ族 またはスアイ族と呼ばれていて、カンボジアを越えて移り住んできた人種だと言われています。

彼らは野生の象を飼いならすことに 非常に長けていて、調教の中で相互の信頼関係を築き上げながら
象たちも家族の一員として一生を過ごして行く・・・ きっと普通の人間と動物の関係では無いんでしょう。

 
  <象祭りの時は、こんなノンビリは出来ないゾウ!>

象の妊娠期間は約一年と十カ月、親離れをする子育てまでに約二年、最も人間に近い子育てをする
動物として知られています。 こんなことも人間と象の関係を深くしているのかも知れませんネ。 
小象も周囲を見習って芸を身に付けていくとか、因みに寿命は65歳、タイ人とそうは変わらないかも?

タイと象との関係は、タイの歴史の中 昔から戦争でも欠かせない時代から、近代社会では林業などでも
貴重な労働力として活躍してきました、日本はじめ他の国の人から想像もつかない深い絆がありますネ。

 だからです、タイ国では象を宝物のように大切に扱い、国を上げて保護対策も半端ではありませんヨ。

  
   <ホント 小象は可愛い、ペットにしたいくらい…>

北部チェンマイと県境のラムパーンにある国立象保護センターには、世界にも数少ない象のための病院が
あることで知られるタイ最大の象の育成と教育施設も完備されていますし、長年 林業に使役されていた

90歳の高齢の象が無くなったりすれば、仏教僧侶による盛大な葬儀も行なわれたりしますしネ。 そう、
象の保護団体 「アジア象の友財団」 というのがあって、象が食する自然の草や水など、絶えずチェック、

象の生命に危害されないような活動も続けらています。 また タイ南部で初の 「象の病院」 が
クラビ県に建設されることになり、2011年のオープンに向けて準備が進められている、という話もあります。

 象祭りは、こんなタイ国民の象への深い思いを 痛切に感じさせるイベントです。  



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