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なんと76年の歴史! バンコクにある老舗・花屋さん!

2016年03月30日 | タイの名所、名物、料理
  
 今や2千軒を超えるタイにある日本料理店ですが、タイ人の日本旅行ブームと相まって より
真の日本料理が知られるようになり、下手な料理を出していたら 簡単に淘汰されてしまいます。

この中で 生き残っていくということは大変なことです。 数多くある日本料理店で、私が知っている
最古参の店といったら 順に、花屋・博多・菊水、ってところでしょうか。 他に有ったら教えて下さい。

 

今日は 今年で創業76年目かな、タイの日本料理店では 最古参である花屋さんの話です ・・・

店がある場所は、シーロム通りのオフィス街を さらに進むとチャルンクルン通りにぶつかり、そこを右折して
スリオン通りを過ぎると、シープラヤー通りとの交差点があり そこを右折すると右側に、ポツンと目立つ

黄色と赤の看板がありますので、すぐ分りますネ。 最近のバンコクしか知らない人は、ここで76年もやって
来たなんて 信じられないでしょうネ。 ですが、40年以上前のチャルンクルン通り周辺は一番の繁華街でした。

 

バンコク街の近代化は、中華街のヤワラート通りから始まったと言われていますが、ヤワラートも
近く、現在もある中央郵便局を中心に、この界隈は街の中心地でした。 当時チャルンクルン通りは、

最初にできた通りとしてニューロードと呼ばれていました、っけネ。 当然、その頃は日本
料理店など珍しく、各国のビジネスマンや政府や軍関係の人が出入りしていたといいます。 

 
 ニューロードと呼ばれていた昔のチャルンクルン通り

二代目の綿貫孝さんは新潟県長岡市の出身で、日本でも板前をしておりましたが、父親の兄が始めた
バンコクの花屋に、親戚の紹介を受けてやって来たそうです。 現在の経営は三代目、孝さんの長男・賀夫
(よしお) さんを 中心に弟さん・妹さんも手伝うファミリー経営となっています。 

日本人スタッフはファミリーだけで、あとのスタッフはタイ人ばかりですが、初代から二代目の時代は
ホールから調理人まで、従業員はほぼ日本人ばかりで、着物を着た日本人女性が、商社などで働く
日本人客を 迎えていました。 憧れの日本料理店だったと聞きます。 

  

花屋を継いで16年目になる賀夫さんですが、今ではお客の8割がタイ人だそうです。  行ってみると、
昼時でもお年寄りから若いタイ人客で一杯ですヨ。 昔からヤワラートに住む中華系の人たちが

利用していましたから、富裕層のおじいちゃんに連れられて来た孫が 成人となっても、今も
来るそうです。 ましてや 日本食ブームですから 益々 タイ人客の割合が増えているようですネ。 

花屋さんから、タイの日本食の歴史や食材の流れが分ります。 長くなりますので明日に続きます ・・・  


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
バンコクの老舗和食店 (山谷)
2016-03-30 14:58:48
現在は、日本人はバンコク東部のスクンビット界隈に多いですが、昔は、日本との通信連絡手段がTELEXで、バンコク中央郵便局の界隈に日本企業の支店が数多くあり、花屋さんも日本人駐在員中心に繁盛したようですね。
現在は日本からのレストランチェーンのラッシュ状態にありますが、いつまでも続いてほしいものですね。

http://www.bangmeshi.com/historical-restaurant-201602/
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山谷さんへ (nagaichi)
2016-04-01 06:49:20
コメントを 有難うございます。
ホント同感ですね。 
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