しかし 考えてみれば、プロ野球やサッカーなどの球技試合、そしてマラソンなど、ほとんどのスポーツ
中継がライブです。結果がわかっている試合を録画で観戦しても面白くありません。昨日からの続きです。
でもゴルフに関しては、ほとんどのテレビ放送が録画放送です。確かにスマホなどの通信
機器がない時代は、試合会場の情報を手に入れることは簡単ではありませんでした。だから、
録画放送でも、それなりに面白かったんですけど ・・・ しかし、時代は変わりました。
今はネットやSNSで試合状況の情報など、誰でも簡単にリアルタイムで入手できます。日曜日の
16時頃から始まるゴルフ中継、すでに誰が優勝したか分っています。まぁ~ 優勝までの経過を
知りたいから録画でも観ますが、誰が優勝するか分からないライブとでは、面白さが全然違います。
笑っちゃうのは、結果が出ているのにテレビの実況で “優勝の行方はまだまだ分かりません!” と
興味を煽ったりすること。また、放送の終了時間が分かりますので、“プレーオフになるな” など
容易に想像できてしまいます。なぜにゴルフ中継だけが こうなんでしょうネ。呆れるばかりです。
この虚しさを視聴者が感じていることを、主催者側・放送局側らは 認識しているんでしょうかネ?
先日の畑岡プロと大里桃子プロらの死闘といえる優勝争いも、生中継で観てこそ ハラハラ・
ドキドキ・ワクワクという緊張感を、選手たちと同じ気持ちで共有できるわけですからねぇ~
ただ一方で、LPGAや日本ゴルフ協会(JGA)は生放送することに対して強い意欲を持っていると
聞きます。LPGA主催者の「日本女子コニカミノルタ杯」、JGA主催の「日本女子オープン」も
ライブ、最終戦の「チャンピオンシップ リコーカップ」(11月28日~12月1日)もLPGA主催
ですので、生放送が実施されるはずです。 この放送体制を見ても、その意志が明らかです。
LPGAの このライブに拘る姿勢と意欲は、下部のステップアップ ツアーで実行されています。
「レギュラーツアーの出場資格を持たない選手 及び 新人を対象に、試合経験を積ませる
ことによる育成とレベルアップ」を目的として1991年から始まったトーナメントです。
これらの20試合前後は、すべてがLPGAの主催となっており、CS放送チャンネル「スカイA」とゴルフ
専門サイト「スカイAゴルフLIVE」で生放送されているんです。プロ野球で言えば、2軍の試合は
全試合が生放送で見られるのに、1軍の試合はライブで見られなんですヨ。これもおかしな話ですよネ。
皆さんファンは ゴルフの録画中継に多くの不満を持っているでしょ、話はまだ続きますが明日に ・・・
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