米国女子ツアーの昨日、今季のレギュラーツアー初出場の有村智恵プロが、初日を70で回り
37位で二日目をスタート。が、75と崩れ、通算3オーバーの87位で予選落ちとなりました。
今年、彼女はシード権外の為 なかなか出場機会がなく、折角の機会だったんですが残念でした。
昨年は米ツアー賞金ランク106位でシード権を喪失し、今年は2部ツアーを主戦場として、
なんとか賞金ランク10位以内に入れれば、来年のシード復帰が可能です。今年は米国下部
ツアーと日本ツアーを往復しながら頑張っていますネ。 陰ながら応援しているんですが …
シード権を守れる80位に入れず、昨年末のQTにも挑戦しましたが、4日間通算13オーバーの
132位タイで、最終日にコマを進めることができずに失敗しました。そこで気になるのは今年の
試合数です。昨年の106位は、15試合ほどはエントリーできる見込みですが、前半戦の成績に
より優先順位が変わるリランキングを活かしたい所。またマンデーからの挑戦も覚悟のうえとか。
米国の下部ツアーであるシメトラツアーは、以前 フューチャーズツアーという名前で知られて
いましたが、2012年より「シメトラ」保険などを扱う金融機関がスポンサーとなり現在の名称に。
試合の多くは3日間大会ですが、4日間やシニアのレジェンドツアーとの共催試合もあります。大きな
スポンサーがついたとはいえ、そこは やはり下部ツアー、レギュラーツアーのような もてなし等なく
セルフでバッグを担いだり、優勝賞金が1万5千ドル(約180万円)というツアーも多いようです。
それでも12年のフューチャーズツアーより8試合も増えて23試合となり、全賞金総額も273万ドル
(約32億円)の規模にまで拡大しているんですから、やはり日本の下部 ステップアップとは違います。
このような過酷の環境を乗り越えて、レギュラーツアーに昇格して活躍した選手は多いんですネ。
古くはローラ・デービス、クリスティ・カー、そしてロレーナ・オチョアは、2002年にこの下部
ツアーをルーキーで戦い、新人賞と最優秀選手賞を獲得しています。登竜門と言われる所以です。
有村智恵プロは「何としても米国でプレーしたいので、そのためには下部ツアーでもマンデーでも
頑張りたい」と話しています。米国での転戦を続けるようで、その覚悟は本物のようですヨ。
日本国内ツアーは、2012年の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」での優勝で得た
3年シードの有効期間は15年まで。今年シード権を獲得できなければ、来年は日本でも戦えません。
有村智恵プロにとって、本当に 今年は まさに正念場ですネ ・・・
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オチョアは2010年に引退していますので、2012年ではなく、2002年でしょうね。
http://news.infoseek.co.jp/article/pargolf_110891
訂正しておきました。
これからも宜しくお願いします。