昨日の内容はアマチュアにとって、余りにも遠い話と言われてしまいました。今日は
タイのもっと身近なシニアプロのテストの話を書きますネ。 昨日の続きになるかな …
日本には現在、シニアプロの受験制度は廃止されてありませんが、タイのシニアプロテストは、
シニア(50歳以上~)とスーパーシニア(60歳以上~)の二つに分かれて行なわれています。
<チャンド選手(左)らプロゴルファーとお店の前で濱口さん(左二人目)>
タイに在住のゴルファーも秘かにシニアプロの合格を目指しているゴルファーも多いんですヨ。
ラマンチャクラブ(バンコク・スリウォン通り)のオーナー濱口俊之さん(46)もそんなお一人です。
初級者ゴルファーの最初の壁は100を切ること、またゴルフは90前後が一番面白いとも言われます。
濱口さんはゴルフを始めた時「3か月で100を切り、1年目で90を切る」という目標を立て、毎日
練習し、見事クリアしています。 ここで濱口さんのタイへ来るまでのプロフィールを ・・・
<レースに臨む濱口さん>
濱口さんは、アジアロードレース日本選手権で、2002年~06年の5連覇および08年のトータル
6回優勝しているプロライダーでした。同選手権はカタール、インド、マレーシア・インドネシア・
中国・日本のアジア各国を転戦しながら戦うシリーズ戦。ここで6度のアジアチャンピオンに
輝いており、また欧米でも出場する機会も多いトップレーサーの一人でした。
日本で選手生活を送っていた10年10月、30年近く前からラマンチャクラブを経営していた父親が
脳腫瘍で倒れ、急遽タイに駆けつけることになります。必死の看病もむなしく、2か月後に
<お店でお客さんと>
他界してしまいます。バイクレーサーとしてアジアを精通していた濱口さんは、タイに基盤を置いて
レーサー活動することを視野に入れ、そのままラマンチャクラブを受け継ぐことにしました。
父親がゴルフ愛好家だったため、ラマンチャクラブのお客はゴルフ好きが多く、プレーできなければ
ビジネスになりません。6年半前から本格的に始めましたが、やる以上は負けたくない、とレーサー
魂に火がつき、当初は上述の通り 毎日練習場に通ったといいます。それで出したベストスコア77。
現在 お客と月に10回ほどプレーしているそうですが、現在の平均スコア85前後とちょっと不調気味。
<ベストスコアは80から77に>
絶えず目標を立てる濱口さんは、バイクレースには体力の限界があることから、今後の目標を「50歳で
シニアプロに合格すること」に変更しました。シニアの合格ライン78・78(2日間)の156ですから、
普段 75前後で回っていないと難しいでしょう。当日になると相当なプレッシャーがかかりますからネ。
50歳まで3年半あるそうですが、10打縮めるのは至難の業。相当な努力が必要でしょう。
仕事としていたレースもなかなか簡単にはいかなかったといいます。いかに日ごろの努力が
必要であるかは実感しているそうです。待っているだけではダメ、そして弱気でもダメだ。
やる時は、どちらも集中して行なうことが大切だと肝に銘じているとのこと。
<サインはお手の物です>
好きな言葉は2つあるそうです。レースを諦めようと思ったことは何度もあって、その時「やらずに
後悔するよりも、やって後悔したほうがいい」と思い留まったそうです。また、くじけそうになった時は
「元気があれば何でもできる」というアントニオ猪木の言葉を思い起こして頑張ったそうです。
確かにその通りですネ。 この言葉を信じて頑張ってほしいですネ。私もシニアプロを受けて
合格した人を見てきていますが、ほとんどが60歳を過ぎたゴルファーでした。50歳で挑戦する
人はまだ少ないですから、濱口さんに是非パスしてほしいです。応援しますヨ!
また立ち寄らせて頂きました<(_ _)>
シニアプロを目指す話しに感動です。
いくつになっても、夢や希望、目標を持つ、
真剣に聞いてくれる人が少ない日本と違い、
海外では日本人が普通に挑戦、
真剣に応援している方が
居るって分かっただけでも、感動でした♪
ありがとうございました<(_ _)>
また寄らせて頂きます♪
ウォールストリートタワーの地下1Fです。
近くにはサリカカフェがあります。
ゴルフはGFがクラブタイランド並みの格安料金になります。
どうぞ御利用下さい。
http://www.lamanchaclub.com/index.html
私も年齢が高いほど目標を持っている人が好きですね。
今度 「シニアプロを目指す会」なんてコミニュティをタイで作ろうかな。
「私も挑戦しよう!」なんて言うと、後ろから誰かに殴られそうなので言いませんが ・・・
その時はyocchi さんも会員になって下さいな。