タイに浸透してきた日本武道！

日本の伝統武道がタイでジワジワと浸透しつつあるようです。ここのところ、少年達の剣道、相撲の大会が目立ちます。

去る10月13日、14日には第8回アセアン剣道大会が開かれ、タイ人の選手達が活躍していたそうです。タイには
タイ国日本人会の剣道同好会を中心に約300人の剣士がいるそうです。今回の大会でも男女とも団体戦の優勝に加えて、
男子個人戦でも優勝し、アセアン諸国の中でもタイが一番成長しているとの事です。

ここまで来るには、長きに渡り地道に教える方々が居て、初めて素晴らしい芽が芽生えます。タイの剣道には
「クルンテープ剣友会」の志井稔会長がいます。志井さんとは、昔の昔にワタクシがバンコク、シンガポールと、
住んだ時期が重なり、若気の至りで、両国を跨いで一緒に随分と悪さをしたものでした。あの志井さんが、今や
“タイの剣道ここに有り”と剣道の指導者になっています。

また11月16日～18日には15回世界相撲選手権、9回アジア相撲選手権、8回ジュニア相撲選手権がチェンマイで
同時開催される予定です。同アジア大会には、日本をはじめ香港、台湾、マレーシア、インドなど十数カ国の男女選手、
役員約150名が参加する、これもビックイベントです。

やはり、このタイ相撲を指導されて来たのが、現在　タイ相撲連盟の倉沢澄夫会長です。12年ほど前から普及に
力を入れられ、今では本格的な土の土俵をも完成させて、日々ご指導され、世界相撲選手大会の軽量級では
2位、3位になるタイ人を誕生させるまでに健闘してきています。

その他、合気道の深草さんなど沢山の日本人の方々が関わっておられます。

さて、日本武道とは違いますが、ワタクシも応援しているタイ・ナショナル野球チームの北京オリンピック出場予選の
日程が決まりました。タイ・フィリピン・パキスタン・香港、総当り制の第一次予選に勝ち抜けば、星野ジャパンとの
対戦が12月1日に行なうことが決まっています。11月27日から台湾の「台中インターコンチネンタル球場」で、
27日18時から香港と、28日13時にパキスタン、29日が13時にフィルピンです。

亜細亜大学のエース、白倉キッサダー投手を抱するタイ・ナショナルチームは、江本孟紀総監督曰く、「勝ち抜ける」と
言う力強いコメントが入って来ていますので、12月1日には“星野ジャパン　対　江本タイランド”の実現です！
ワタクシも日本へ帰国途中に、台湾へ立ち寄り応援して帰る予定です・・・

このタイのアマチュア野球には、現在も150人（タイ人と日本人）前後の少年達の野球指導をされている青山功監督の
存在を忘れてはいけません。タイに“野球のや”も何も無いところから十数年前から、家庭を犠牲にしてコツコツと
指導され、とうとうオリンピックを目指すまでになりました。さぞ青山監督も感慨深いものがあるでしょう。

青山監督！　是非　一緒に星野ジャパンの対戦を応援しに行きたいですネ。


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