先週の土曜日かな、バンコク市のど真ん中 アソーク通りで、僧侶1万2,600人の集団托鉢がありました。
タイでは、お釈迦様が悟りを 開いた記念日や節目に 大規模な托鉢式を 行ないますが、今年は 2,600年目
と なり、タイの仏教界は これを 記念し、僧侶1万2,600人の集団托鉢が行なわれたわけですネ。
タイには 約3万の仏教寺院があって、約40万人の僧侶がいると 言われています。 すると 全体の
3%の僧侶が アソーク通りに 集まった格好に なりますから、大変な僧侶の数ですよねぇ~
<いやぁ~ 凄い迫力です、大規模な集団托鉢…>
同托鉢式は タイ国内の寺院 全てで、僧侶100万人の参加を 目標に 2008年から続けられており、回数は
これまでに 460回 を 超えたそうですヨ。 ワタシも ちょっと 覗いてみましたが、凄い迫力でしたねぇ~
托鉢式のメインと なった場所は、スカイトレイン BTSアソーク駅前のショッピングセンターにある
ターミナル21でした。 どうやら このターミナル21を 開発した不動産大手ランド・アンド ・ハウスの
アナン・アサワポーキン社長が、今回の大規模な集団托鉢の仕掛け人のようですヨ ・・・
およそ1万人の市民が 托鉢僧に 食料品などを 供えましたが、托鉢式で集まった食料などはマレー系
イスラム過激派とタイ治安当局の武力抗争が続く深南部4県の僧侶や教員らに 送られるとのことです。
<この托鉢で集まった食料品は 大変な量でしょう…>
タイの仏教界や僧侶の間にも、いくつもの宗教団体があるようですが、今回の大規模托鉢は 1970年に
バンコク北隣のパトゥムタニ県に 設立された寺院のタンマカーイ派によって、執り行なわれたようです。
ターミナル21を 開発したアサワポーキン社長も、この新興仏教団体タンマカーイの熱心な信者として
知られています。 独自の瞑想法を 特徴とするタンマカーイ派は、当初は小さな集団だった ようです。
<今やターミナル21も 大変な集客力ですよ…>
が、タンマカーイは、1970年の中頃からバンコクの中間層、富裕層の間で急速に 広がり、豊富な資金力で
知られています。 大学などでの積極的な布教活動が実り、タイ有数な仏教団体に成長し 高学歴で専門
職業に就いている中間層以上の信者が圧倒的に 多くなっていると 聞きます。 政財界に 著名人も多く
通信事業で財を 成したブンチャイ・ベンジャロンクン氏らもいますネ。 資金には 困らないでしょうねぇ~
<インラック首相も タンマカーイ派?> 今回の写真はNCからです。
上下白い詰襟の衣装を 着用している人は、この派の熱狂的な信者だと 聞いて納得です。 そんな姿の
人が 結構 いましたものネ。 同托鉢式も タンマカーイ派色が濃厚な集団托鉢になった模様ですヨ。
もう少し 宗教の話しを 続けますが、長くなりますんで明日に続きますネ ・・・
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます