日本の人たちに「タイのイメージは何ですか?」と聞くと、タイ料理・タイマッサージ・
仏教寺院という答えが返ってくるらしいです。まだまだ、ゴルフは入らないようですネ。
タイ料理は すでに世界的にも有名になっています。そして、そのタイマッサージを「タイ
古式マッサージ」として、タイ政府がユネスコ協会(国連教育科学文化機関)に無形文化
遺産へ申請していました。 どうやら現在、ユネスコ委員会が審査しているようですヨ。
マッサージ術の知恵と、昔ながらの医療技術の面で価値があるとし、登録申請にしたと聞きます。
登録されれば二つ目の無形文化遺産となります。一つは昨年 登録されたタイの伝統的な仮面
舞踊劇「コーン」です。タイ古式マッサージは2年前に申請を出していますが、どうでしょう。
<仮面舞踊劇「コーン」>
確かにタイ古式マッサージとしては、医療技術の価値はありますが、一方で単なるマッサージは違法な
サービスとしても横行していますから負のイメージもあり、この点をどう見られているかでしょうネ。
マッサージを営業するには、タイ保健省が発行するマッサージ店の「認証ステッカー(営業
許可証)」が必要で、店頭での掲示が義務づけられています。ステッカーは店の安全性や
サービスの質などを保健省が認証したものですが、マッサージ師も国の認証が必要なんです。
<認証ステッカー>
全国で認証店は約7,800店ほどあるようです。ですが「認証ステッカー」を持たずにタイ
マッサージを掲げて営業する違法店も それ以上あり、ここが性的サービスを提供しタイの
イメージを悪くしています。 もちろん、認証店では そのようなサービスは厳禁です。
タイではマッサージ店に限らず、もちろん売買春は違法です。時折、カラオケやバーなどの
手入れはあるものの、違法サービスを行うマッサージ店などは黙認されているのが現状でしょう。
店
最悪なのは「認証ステッカー」が店頭に貼られているにもかかわらず、サービスを提供している
店やマッサージ嬢がいることです。この辺を徹底しないと無形文化遺産登録なんて無理でしょうネ。
タイ国内の約10カ所で古式マッサージを教える「ワットポーのメディカルスクール」の
プリーダ校長が訴えているように、政府はマッサージ店の認証基準を厳格化し、違法な
<ワットポー・メディカルスクール>
店の取り締まりを強化しなければいけません。ユネスコに無形文化遺産の登録申請を
するなら、保健省も巻き込んで政府が一体となってやらないとダメでしょうネ。
政府は「ヌア(タイ語でマッサージの意味)・タイ」の名称で、ユネスコに登録申請しています。
もし登録されたら、観光庁の大きなセールスポイントになるでしょが、さてどうなるでしょう。
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