当時1ドル360円の時代で、まだ 一般の人が海外旅行なんて考えない時代です。
両親からすると「タイはとんでもない遠い、危ない国」という印象でしかありませんから、
ワタクシがタイで仕事をすることが決まった時は、訪タイに大反対でした。
こうした無様な留置所での姿など、死んでも見せられません!これを知ったら、タイが
どんな所だろうと、すっ飛んで来たでしょう。 頭にシラチラ両親の顔が浮かびます。
あぁ~ どうしよう・・・
タイの刑務所で収監者、被疑者と面会するには、まず日本大使館の領事部に行き、証明書を
貰い、その後、収監されている場所で面会可能となるようです。直接、刑務所に行っても
拒否されるようです。これも今だから言えますが・・・
ここは刑務所ではありません。バンラック警察署の留置所です。
何しろ、Tさんに連絡を取ることだけを考えて、警官にトラサップ、トラサップと声を張り上げました・・・
酔いが醒めたアメリカ人はポカ~ンとしてワタクシを見ています。<お前も訴えろ!!>
仕事がひと段落ついたのでしょう、ようやく昼前になって警察官の一人がワタクシに近づいて来て、
仕事先か、日本大使館へ連絡すると言います。もちろん ワタクシには直接話させません。
日本大使館なんてとんでもありません!
没収された手帳からTさんの電話番号を伝え、ティニー、ティニー、トラサップ!(ここへ、ここへ、電話を!)と
最後の力を振り絞って訴えました。警官はその場を離れること数十分、ニコリともせずにやってきて、
Tさんが迎え来ると言います。 わぁ~ これで、これで 言葉になりません・・・
この時の気持ちは今でも忘れられません。感激という表現ではなし、腰から下半身の骨が
ダラ~となって、フニャフニャと座り込む格好です。ともかく 良かった!というだけです。
それから、一時間前後して先輩のTさんと、中国系タイ人のKさんが迎えに来てくれました。
Kさんの手にはブランディーを携えています。ワタクシは牢屋!からようやく出されて、没収された
身の回りのモノを返してもらい、入所した時とは大違いな対応で出所?です。
Kさんは警察署長らしき人とニコニコとお話し。持っていたブランディーは警察署長らしき人に・・・
Tさんは「バカだなぁ~、お前が行方不明になった、って大騒ぎしていたんだぞ~」・・・
そうでした。今朝早く知人を水上マーケットへ案内することをすっかり忘れていました。
Tさんが、Kさんが、神様に見えました。涙の変わりに体中、汗でビッショリです。有難うございました。
帰りながら、Tさん曰く“日本の刑務所は更正を目的にしてるらしいけど タイ、マレーシアは懲罰施設だから
中はブタ小屋以下で人間扱いされないらしいよ。 普通の日本人なら、あそこに入って10年以上出られないと
言われたら自殺するだろうな。死刑になったほうがマシだよ” だって・・・留置所で良かった!!
この“留置所事件”を切っ掛けに、ワタクシの生活態度が品行方正になったのは言うまでもありません。
ホント こんなことで終わって良かったです! この苦々しい思い出は、今でも鮮明に残っています。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
両親からすると「タイはとんでもない遠い、危ない国」という印象でしかありませんから、
ワタクシがタイで仕事をすることが決まった時は、訪タイに大反対でした。
こうした無様な留置所での姿など、死んでも見せられません!これを知ったら、タイが
どんな所だろうと、すっ飛んで来たでしょう。 頭にシラチラ両親の顔が浮かびます。
あぁ~ どうしよう・・・
タイの刑務所で収監者、被疑者と面会するには、まず日本大使館の領事部に行き、証明書を
貰い、その後、収監されている場所で面会可能となるようです。直接、刑務所に行っても
拒否されるようです。これも今だから言えますが・・・
ここは刑務所ではありません。バンラック警察署の留置所です。
何しろ、Tさんに連絡を取ることだけを考えて、警官にトラサップ、トラサップと声を張り上げました・・・
酔いが醒めたアメリカ人はポカ~ンとしてワタクシを見ています。<お前も訴えろ!!>
仕事がひと段落ついたのでしょう、ようやく昼前になって警察官の一人がワタクシに近づいて来て、
仕事先か、日本大使館へ連絡すると言います。もちろん ワタクシには直接話させません。
日本大使館なんてとんでもありません!
没収された手帳からTさんの電話番号を伝え、ティニー、ティニー、トラサップ!(ここへ、ここへ、電話を!)と
最後の力を振り絞って訴えました。警官はその場を離れること数十分、ニコリともせずにやってきて、
Tさんが迎え来ると言います。 わぁ~ これで、これで 言葉になりません・・・
この時の気持ちは今でも忘れられません。感激という表現ではなし、腰から下半身の骨が
ダラ~となって、フニャフニャと座り込む格好です。ともかく 良かった!というだけです。
それから、一時間前後して先輩のTさんと、中国系タイ人のKさんが迎えに来てくれました。
Kさんの手にはブランディーを携えています。ワタクシは牢屋!からようやく出されて、没収された
身の回りのモノを返してもらい、入所した時とは大違いな対応で出所?です。
Kさんは警察署長らしき人とニコニコとお話し。持っていたブランディーは警察署長らしき人に・・・
Tさんは「バカだなぁ~、お前が行方不明になった、って大騒ぎしていたんだぞ~」・・・
そうでした。今朝早く知人を水上マーケットへ案内することをすっかり忘れていました。
Tさんが、Kさんが、神様に見えました。涙の変わりに体中、汗でビッショリです。有難うございました。
帰りながら、Tさん曰く“日本の刑務所は更正を目的にしてるらしいけど タイ、マレーシアは懲罰施設だから
中はブタ小屋以下で人間扱いされないらしいよ。 普通の日本人なら、あそこに入って10年以上出られないと
言われたら自殺するだろうな。死刑になったほうがマシだよ” だって・・・留置所で良かった!!
この“留置所事件”を切っ掛けに、ワタクシの生活態度が品行方正になったのは言うまでもありません。
ホント こんなことで終わって良かったです! この苦々しい思い出は、今でも鮮明に残っています。
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私も品行方正に勤めます、ハイ、