欧州・アジア・豪州ツアーの共催試合「ISPSハンダ ワールドスーパー6パース」で、タイの
キラデク・アフィバーンラト選手が、欧州ツアーでは3年ぶり通算4勝目を見事 勝ち獲りました。
3日目までのストロークプレーで上位24選手が、ノックダウン方式のマッチープレー
(6ホール/全5回戦)を行なうトーナメントですが、彼はマッチプレーを得意として

<欧州ツアー通算4勝、アジアンでは3勝目>
いるんでしょう。3年前の2015年「サルタイアエナジー ポール」で勝った時も
マッチプレーでしたネ。これでアジアンツアーでは通算3勝目と記録されます。
オーストラリアのレイクカリーニャップCCで行なわれた同大会に、日本勢では宮里優作プロ(ベスト
16で敗退)・小平智プロ(1回戦で敗退)が出場していました。宮里優作プロは2回戦でキラデク・
アフィバーンラト選手に負けています。逆に優作プロはマッチプレーを苦手にしているようです。
海外挑戦を本格化させるという昨年の賞金王・宮里優作プロの今年は、1月「ソニーオープン in ハワイ」
から続いた海外5連戦を終えました。が、4月のマスターズ出場に向けて、海外での試合において 多くの

<勝って申し訳なさそうに挨拶するアフィバーンラト選手>
課題を残したようです。でも「アジア周辺の国々の移動くらいで大変だ」、なんて言っていたら欧米の
ツアーなんかに回れませんネ。欧州ツアーでは28歳のキラデク・アフィバーンラト選手の方が先輩でした。
現在、世界ランク53位のアフィバーンラト選手は、父親の影響を受けて8歳からクラブを握り
始めていますが、父親はタイガー・ウッズ選手に感化された最初の世代でしょう。その後に米国
ツアーでトップテン入りしているアリヤ、モリヤ・ジュタヌガーン姉妹の父親が続くんでしょうネ。

<14年に仏門に入るアフィバーンラト選手、両親と>
彼はジュニア時代から大きな体で飛距離を武器に活躍し「アジアアマチュア ゴルフチャンピオン
シップ」などの大会で優勝という実績を持って、2007年に プロへ転向しました。09年には、QT
ランキング16位の資格で 日本ツアーへも本格参戦し、同年は アジアンツアーを掛け持ち、
日本ツアーにも16試合出場し 2,200万円の賞金を獲得、念願の初シード権を手にしています。

<活躍したての頃、取材しています>
11年も13試合ながら62位で1,770万円を稼ぎ、アジアンツアーでも賞金ランキングの上位に入り、
見事に両ツアーでシード権をゲットしています。近い内に日本でも勝つだろうと言われていました。
13年かな、日本でも知られるようになった頃、憧れのリー・ウェストウッド選手(英国)や尊敬する
タイの国民的英雄トンチャイ・ジェイディ選手が活躍する欧州ツアー1本で戦うことを決意しました。

<アリヤ選手らとリオ五輪にも出場>
アジアンツアーとの共催試合が多いですが、いつの間にかに欧州ツアーで通算4勝しています。
一昨年のリオ五輪でもトンチャイ選手と共に出場し5位タイ、4月のマスターズでも18位に入っています。
また昨年の欧州ツアーでは賞金ランキング11位と、彼はもう すっかり欧米のゴルフでも実力をつけています。
マスターズ出場が決まっていますので、松山英樹プロと同じように、期待していいですネ。


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