日本では 7月は夏のボーナスシーズンです。12月もそうですが、この時期になると
昔のサラリーマン時代を懐かしんでしまいます。 タイではどうなんでしょう?
日本では夏・冬と2回のボーナスが当り前ですが、タイ企業のボーナスは基本的に多くの企業が、1年の
終わり12月の1度だけですネ。なかには1年間の業績が非常に良く、特別賞与なんてことも聞いたことが
ありますが、こんな特別賞与を出せる企業は、世界的に有名な大企業と言われている会社でしょう。
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ではタイの12月の1回のボーナスって、どのくらい なんでしょう? タイ工業連盟の全国企業
535社を対象とした2016年のボーナスと賃金の調査結果では、平均は1.87カ月でした。大手企業で
2.48カ月が最高という報告でした。 タイの会社では2カ月貰えれば “良し” となるんでしょうかネ。
気になるタイの日系企業のボーナス支給額ですが、1カ月から5カ月とかなり幅があるようです。
ただ、外資系の会社 そして業種、役職によって随分と変わってきてしまうようです。日本のある
自動車メーカーでは、業績連動ベースで平均4.7カ月という会社もありました。役職別では「専門職・
技術職」が業績連動型ボーナスで平均4.2カ月と最多で、「中間管理職」が3.9カ月と続きました。
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一定のボーナスの支給回数は「年1回(12月)」が80%を占め、「年2回(1月と6月)」は20%。業績連動
ボーナスでは、半数の企業が12月に支給しています。はやり務めるなら外資系となるのも理解できます。
しかしタイの会社では、約3割の労働者がボーナスを貰えていないことも分っており、
ボーナスをもらった労働者についても、そのうちの約7割はその額に不満をもっており、
半数近くは、2万バーツ以下のボーナス額となっているという事実もあります。
中小企業や個人企業なんかが そうなんでしょうネ。
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日系企業だからといって、すべての会社の業績が良いわけではありませんが、従業員は良い
会社と比較して要求してきますから大変です。昨年末には日系企業で労働争議が続いたタイ東部
プラジンブリ県の304工業団地で、新たにボーナス増額を要求する騒ぎが起きていましたネ。
日本からのタイ現地法人 Y・エンジニアリング社で、勤務態度に関わらず全従業員に一律
3.3カ月のボーナスを支払うよう従業員側が要求。最終的に一律3カ月で合意したといいます。
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騒ぎを起こしたのは欠勤や遅刻などで経営側から低く評価されていた従業員だというから腹が
立ちます。とんでもない話で、 ストだ なんだ と脅かされて従ってしまう会社もあるようです。
タイは急速に人件費が騰がっているので、日系企業でも業績が厳しければ賞与支払いを抑えたい
でしょう。 景気回復が出来なければボーナス倒産なんて、言葉が生まれるかも知れませんヨ。
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「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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