タイ国でもセブンイレブンの店舗数が多いことは知られていますが、米国の約13,000店舗を
抜いて、今や日本(22年9月現在 21,221店舗)に次ぎ、世界で二番目に多い国になっています。
22年末までのタイ全国のセブンイレブンの店舗数は13,838店舗になっており、23年第1
四半期には新たに209店がオープンしています。セブンイレブンを単独運営展開している
CPオールでは、今のご時世でも毎年700店を出店するという目標を掲げており、それを
達成するために、今年度中に更に 491店をオープンする予定だといいますから驚きます。
日本の2万店舗以上に迫る勢いですが、CP オールは、隣のラオスとカンボジアでも
セブンイレブンの運営権を得ており、隣国の両国では 運営が始まったばかりです。
カンボジアでは、21年に首都プノンペンで1号店がオープンし、翌年には40店舗以上に
拡大、さらに今年4月の時点で60店舗となり、年末までには100店舗になる予定です。
<カンボジアの1号店では長蛇の列が出来たとか>
さらに、ラオスでも出店計画が進められており、当初22年に1号店がオープン予定でしたが
遅れており、ラオスのワッタイ国際空港近くで今年9月にもオープンすると聞いています。
今の時代になっても、両国ではこれからですので、CPグループとして意気揚々でしょう。
CP オールは、1989年にタイ国で初のセブン‐イレブンをバンコクに出店したのが始まりですが、
ラオスではCP オールの子会社であるCP ALL Laos社と、同国でのマスターフランチャイズ
契約を締結しています。首都のビエンチャンでも 直ぐに2号店がオープンするでしょう。
タイ国でもコンビニは日常生活に無くてはならないものになっていますが、日本のように
ローソンやファミリーマートの店舗数は、それほどでも無くセブンイレブンの一人勝ちです。
日本であればライバルのコンビニが道路を挟んで向かい合っていることを見かけることが
ありますが、バンコク都内ではセブンイレブン同士がそんな状態も。繁華街では1ブロック
毎にセブンイレブンがあるのは珍しくなく、マーケティングを考慮しているのか? と疑問視
されることもあります。 確かに 先のコロナ禍の最中では潰れる店舗も見かけましたからネ。
地方や田舎へ行くと、コンビニは近所の雑貨店よりランクが上になる位置づけですかネ。
雑貨店で売られている商品の値段が多少高くとも、品質は より高く安心 安全です。
タイの人、特に若い世代は自炊することが少ないですし、また、ここ2010年代に入ってセブン
イレブンのグルメ化志向と相まって、何でも揃っているセブンイレブンへ足を運びます。タイの
セブンイレブンは、ガソリンスタンドとのコラボも特徴で、いつかは日本の店舗数に追いつくかも。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます