今日、タイの「子供の日」は父親も大喜びです！

今日 １月の第２土曜日は、タイでは「子供の日（＝ワン・デック）」と定められています。

日本では５月５日ですが、“子供は国の宝” ですからネ。世界でも子供の日は設けられています。
国連が定める「世界の子どもの日」は11月20日です。　1989年（平成元年）のこの日、
「子どもの権利条約」が、国連総会で採択されたことを祝して制定されたと聞いています。

　
　＜タイでは子供の日に、子供はBTS・地下鉄がフリーに＞

タイでは１月の第２土曜日と決まったのは、1965年からのことであり、1955年から1964年までは
10月の第１月曜日でした。１年の初めに変更したのは、国の宝である子供を「今年も大切に」と

いう意識付けの為にそうしたと聞きます。 また10月は雨季で、せっかくの子供の日のイベントが
中止になることが多いことも理由の一つらしいですヨ。　子供のことを考えた優しい気遣いです。

　
　＜子供は国の宝物とは よく言いました！＞

毎年のことですが「子供の日」には、バンコク都市鉄道では「子供たちが気軽に出かけられる
ように」と子供の運賃が無料になるサービスを実施しています。14歳までの子供は、朝６時から

24時の間 運賃無料となります。ある公共交通機関は、年齢ではなく身長140 cmまでの子供を
無料としています。確かに14歳でも大きい子、小さい子、様々ですから理にかなっているのかも。

　
　＜子供より父親が楽しんでいます＞

タイの子供の日で 他国と違う点は、軍や警察もこの日のために大活躍することです。　
今年のバンコク都ではパホンヨーティン通りの陸軍基地やドンムアン空港の空軍基地が一般に
開放されます。子供のために戦車、装甲車、各種火器、戦闘機、ヘリコプターなどが展示され、

航空ショーやジェット戦闘機の展示、戦闘機操縦席の開放、救援訓練のパフォーマンスなどが
あり、お祭り･縁日を思わせる飲み物･食べ物を売る屋台が100店以上 出店することもあります。

　
　＜こういう光景って、世界で見れませんよね＞

実は同イベント、子供のみならず父親や大人達も夢中になってしまいます。自分が子供の頃に
訪れたこともあり、童心に帰るのでしょうネ。展示される軍需製品は米国、中国、ロシアなど
輸入元が様々で、男子なら外国人でも興味を惹かれる催し物になっているといいますヨ。

これも恒例ですが、子供の日を前に総合人材サービスの「アデコ Adecco Thailand」が、
7歳から14歳までのタイの子供たち4,050人に、「将来なりた職業」を聞いています。

　
　＜タイの子供がなりたい職業 ベスト５＞

トップは「医者」で、２位が「教師」。時代の反映ですネ。３位には昨年ランク外の「ユーチューバー」が
ランクインしたのには驚きました。　４位に「アスリート」、それでも５位に「軍人」が入っています。

確か４年前は、１位が教師、２位 医師、３位 軍人（兵士）、４位 スポーツ選手、５位 警察官でした。
それが警察官がベスト５から姿を消したように、軍人の順位も下がって行くのでしょうかネ。　　　



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