キラデク・アフィバーンラト選手が二度目の優勝！

　　
　キラデク・アフィバーンラト選手 25歳 が、欧州ツアーで二度目の優勝を 果たしました！

帰国の最中でバタバタしていて書き込むのが遅くなりました。　Ｏ・サタヤ選手同様、
日本でプレーし始めた頃から応援している選手ですので、とても嬉しく感じます。　

　
　　　＜欧州ツアーでの優勝、最高な微笑みに…＞

欧州ツアーで新しく設けられ、中国で開催された大会 「深セン インターナショナル」 で、
2013年以来となるツアー２勝目を 挙げました。　19日のことでした ・・・

首位からスタートした中国の19歳の若手、リ・ハオトン選手とのプレーオフを 制しての優勝です。　
欧州ツアーでタイ人と中国人のアジア人同士で優勝を 争うなんて考えられませんでした。　とうの
昔から、何人も欧州ツアーに参戦している日本人選手がいるのに、寂しい気がしないでもありません。

　　　
　＜19歳 リ・ハオトン選手に地元ファンは沸きました…＞

　12アンダーで先に ラウンドを 終えたリ選手が見守るなか、キラデク選手は16番まで２バーディ、
４ボギーと苦しんでいたよう。　が、17番でイーグルを 決め、通算12アンダーとなって追いつき、
最終ホールでバーディパットを 入れれば優勝でしたが、これを 外し、プレーオフとなりました。　

プレーオフ 18番の第１ホールでキラデク・アフィバーンラト選手は、ピン寄せに成功して
バーディとし、リ・ハオトン選手が長いパットを 外してパーとなって、苦しい中での優勝でした。

　

　2013年 「メイバンク マレーシア」 で初優勝した時は、アジアンツアーと欧州ツアーの共催
試合でしたが、今大会は完全な欧州ツアーでの優勝です。　今大会には世界ランク４位のバッバ・
ワトソン選手 （米国） はじめ、欧米で強い選手が出場している中での勝利は、大変なものです。

彼の近年を 振り返ってみると、2013年は最高でした。　日本では 「日本ゴルフツアー選手権」 で
２位に入り、米国ツアーとアジアンツアーとの共催試合 「ＣＩＭＢクラシック」 では３位になり、

欧州ツアーとの共催競技 「メイバンク・マレーシアンオープン」 では初優勝。　アジアンツアー
で大活躍し、獲得賞金が100万ドルを 超え、アジアンツアーの賞金王に輝いています。

　
＜今度は悲しい出来事が…＞

　ところが、2013年12月に彼の幼少から長年のコーチであったナトパシット氏 当時58歳 が、
急死してしまいました。　それが天国から地獄への始まりでした。　多くの時間を 一緒に
過ごしてきた師匠の死は、精神的にも自分のゴルフにも大きな影響を 与えてしまいました。　

師匠が亡くなってからは、何日も眠れず自分の父親を 亡くしたかのように感じ、また
今までのゴルフのイメージを 全てを 失ってしまい、大変なショックでした。　　
　
　今度は 暗いトンネルが彼を 邪魔します。　　長くなりますので明日に続きます ・・・　　



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