キラデク・アフィバーンラト選手が大活躍した2013年12月、幼少時代からの
コーチである師匠の死は、大変なショックでした。 昨日からの続きです。
そのショックからメンタル面もスイングも、滅茶苦茶になってしまいました。 昨年の
8月まで ツアーに出場しても予選落ちが続き、かつての賞金王は、まるで別人でした。
クラブなどを 変えたりしましたが、中々 立ち直れず苦しみ、しばらくの低迷が続きます。
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<優勝を 決めた瞬間、母親の前で泣き崩れました…>
それがタイ・ナショナルチーム時代の同僚で、彼の性格とゴルフを 知り尽くしているポンペック・
サラプッティ氏が、新しいコーチと決まり、ようやく 立ち直ったようです。 ポンペック氏もプロを
目指していましたが、怪我でゴルフを 止めざるを 得なかった元プロ選手です。
昔からアフィバーンラト選手の性格やゴルフを よく知っていて、スイングに僅か手を 加えると、
徐々に スイングもメンタル面も回復していきました。 9月になってアジアンと日本のツアーに
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出場して上位に入るようになり、急速な追い込みを 図って、2014年を 終わってみれば、
アジアンと日本 両ツアーのシード権を 勝ち取っていました。 やっぱり実力者でした。
この流れの中で、今回の欧州ツアーの優勝ですから 物凄く嬉しかったでしょう~
両方のシード権を 持っている選手は二人しかいません。 もう一人は、やはりタイ人のタンヤコン・
クロンパ選手 24歳 です。 我々ファンにとっては、日本選手が一人もいないのは残念ですが ・・・
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<タンヤコン・クロンパ選手も有望です…>
キラデク・アフィバーンラト選手は、バンコク出身で8歳の時、父親にコースに連れられて
行ったことが、ゴルフに興味を 持ち、ゴルフを する切っ掛けとなりました。 ジュニア時代は
タイのナショナルチーム代表にもなり、タイはもちろん 世界各国で多くのタイトルを 獲得し、
当時は 池田勇太プロらとも良きライバルで、日本のジュニア選手と随分と戦っています。
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<日本での初優勝も近いかな…>
18歳でプロに転向し、19歳の時には タイの試合 「シンハ パタヤ オープン」で優勝。 その後、
日本で活躍している母国の先輩、マークセン選手の影響で、2008年末に日本のQTを 受験。
そして出場権を 得て、翌09年には早くもシードを 獲得しています。 出場数は少ないんですが、
堅実な成績を 残してシード権を 守っており、アジア・ヨーロッパと 毎年 世界中を 飛び回り、
頑張っています。 今年あたりは 日本ツアーで初優勝なんてこともありそうですヨ。
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「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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