畑岡奈紗プロは日米通算で7勝です。海外メジャーではプレーオフで惜敗した18年「全米女子プロ」の
2位が最高位。“いつか海外で日本人女子がメジャーを獲るのは自分” と自他ともに認めていたことが、
渋野日向子プロの勝利で、それがモロモロと崩れ落ちました。 昨日の続きになりますかネ。
渋野日向子プロが8月の海外メジャー「AIG全英女子オープン」を制した時は、“すごく悔しかった。
自分も頑張ろうと思った“ と語っています。それはそうでしょうネ。同じ試合に出て自身は予選落ち
してしまったわけだからですからネ。 そして 悔しかった理由が、もう一つあると思います。
同じ年代の渋野日向子・勝みなみ・新垣比菜・河本結・原英莉花・大里桃子・小祝さくら・淺井咲希・松田
鈴英・吉本ひかる・高橋彩香・小滝水音・三浦桃香・山路晶・田中瑞希プロら多くの「黄金世代」の先頭を
切って、けん引してきた自負もあるでしょうから。 絶対に自分が最初に獲りたかったはずです。
同世代の活躍、存在について、“数え切れないぐらい良い選手がいて、アメリカに居る時も
結果は見ているので、いつも刺激をもらっている” といいます。渋野プロが「AIG全英女子
<黄金世代の面々>
オープン」を制したその時も、“日向子ちゃんが優勝してくれて、自分たちもまだまだできるんだ”
と、逆にモチベーションが上げたというから、偉いし 素晴らしい心の入れ替えでしたネ。
持ち味のショットが、崩れ始めるとなかなかスコアをまとめられないらしく、渋野プロが優勝した
「AIG全英女子オープン」で、海外メジャー2戦連続の予選落ちとなり、その直後に一時帰国した
といいます。 一度 “原点に回帰し” 再び米国に戻りました。これが良かったのでしょうネ。
結果がでなくてゴルフを楽しむことができなくなっていたので、頭の中を一度リフレッシュしたそう。
「日本では鏡を前に置いてスイングチェックをしたり、若干筋力が落ちているのが分かり、最初から
トレーニングをやり直したり」と2週間のオフに土台を作り直したそうです。
今回 優勝した「日本女子プロゴルフ コニカミノルタ杯」直前に再渡米後、出場した米国女子
ツアーでは、2戦連続トップ5入り(5位と4位)を果たし復調しました。ここで勝ち切れ
なかった分、その調子をずっと継続しながら上り調子で国内メジャーの同大会で3勝目を
挙げました。 この辺も渋野日向子プロ 同様、今時の20歳の女の子ではありませんよネ。
でも 想像しますに、渋野日向子プロの全英制覇までは、海外メジャー優勝の期待をほぼ一人で
背負っていました。今は少し身軽になって、“私も頑張らなくちゃ” という感じが良いんでしょう。
今後の日程について、日本にはあと3週間滞在する予定で、2週間後の「ミヤギテレビ杯」と、その翌週の
「日本女子オープン」に出場するとのこと。再度の黄金世代の戦いが楽しみです。でも 今回の日本メジャー
3勝目で大きな自信にもなり、海外メジャー 今度は 畑岡奈紗プロが勝ちそうですヨ。
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