読者の皆さんは、タイに日本料理店が 何軒あると思いますか? 驚きますよぉ~
タイでは 日本料理が好きな外国料理のトップに立ち、2016年には日本食レストランが
なんと 2,713 店を突破するなど、日本食の人気はますます高まっているようです。
タイだけではなく、海外の日本食レストラン数は約8万9千店に達し、13年と比較して約1.6倍に急増
しています。 日本食ブームは世界的傾向なのでしょう。 タイでは ついに2千店を超えましたからねぇ~

しかし、農林水産省の調査では 「奇妙な味」 の日本食レストランも目立ち、調査の方法では
世界各地の在外公館が現地の電話帳やレストランのサイトで、「日本食」 として掲載されている
店もカウントしています。 よって 「日本料理」 の定義が必ずしも明確でなく、「日本食もどき」 の
店も多く含まれている可能性があり、真の日本料理店の発掘と質の向上が急務だと言われています。
そこで、農林水産省では海外進出する外食事業者も支援することになり、海外の各都市で
日本食・食文化の普及について助言を行なう 「日本食文化親善大使」 の制度の創設、また

ジェトロなどの協力を得て、日本食材を積極的に取り扱おうとする日本食レストランを
「日本食文化サポーター」 として、民間団体が推奨する態勢を整えました。
サポーター店舗に対しては、日本食材の情報提供や従業員向けの研修活動などを積極的に行なう
方針だそうです。 タイでは、昨年12月19日にバンコク都内のホテルで制度普及のための説明会が
開催され、日本産食材取扱レストラン・小売業者・和食レストランのシェフやオーナーらが参加し、
ここで世界に先駆けて、タイで初めて日本産食材サポーター店の認定証授与式が行なわれました。

<日本産食材サポーター店の認定証授与式>
日本で生産された食材を積極的に使用する海外の 「日本産食材サポーター店」 として認定する
ことで、店側のモチベーションを引き上げる目的も叶えられると判断しているようです ・・・
そうでした! その一環として2月9日に日本食普及の親善大使による 「日本食・日本食文化料理
講習会」 が開かれます。 農林水産省の主催で場所はカセサート大学内。 午前 (9時) と午後

<講師は京料理の老舗 「木乃婦」 三代目主人、高橋拓児さん>
(2時) の2回行なわれます。 午前の部は、まだ 空きがあるようですので、詳しくは下記の
案内状から申し込んでください。 私も後学のため? また興味もあるので午前の部に参加します。
下記に案内を添付しましたが、問合せ先がクラブタイランドになっています。
同社がお手伝いしているようですネ。
日本産食サポーター店制度は産声をあげたばかりですので これからでしょうが、
浸透していけば、タイの日本食の質は より上がっていくでしょうネ ・・・



※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます