日本でタイ人女子プロのチュティチャイ選手が初優勝です！

　　
　ついにタイ人女子プロゴルファーのポラニ・チュティチャイ選手29歳が、日本女子の下部ツアー
（ステップアップ ツアー）ですが、「ANA PRINCESS CUP」でツアー初優勝を飾りました。

プロに転向したのが2005年の19歳の時、そして 日本女子ツアーのＱＴに参戦したのが、
2011年ですから来日して５年目かな。　下部ツアーとは言え嬉しい初優勝でしょうねぇ～

　

昨日の第６戦でした、石川県の片山津ＧＣ・加賀コースでの最終日は、チュティチャイ選手と
小橋絵利子プロが４アンダーで並びプレーオフとなりました。１ホール目をパーでまとめた
チュティチャイ選手が、ボギーをたたいた小橋絵利子プロを振り切っての優勝でした。

　今年の彼女は昨年のＱＴ戦で51位でしたので、レギュラーツアーにもある程度出場できていますが、
今年は予選落ちも多く（９試合中５試合）、最高位が５月の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」の

　

19位タイです。今年は賞金ランキングも まだ 94位で約216万円しか稼げていません。ステップ
アップ ツアーの３戦目で優勝した獲得賞金は270万円ですが、彼女にとって嬉しい、嬉しい賞金です。

３年前に日本で、ＱＴ戦の最中に父親の死を知り、この辛い戦いを経験してから気持ちが強くなったとか。
今回もハーフターンで速報ボードを見ると４アンダーでトップタイ。普通ならここで気持ちを前に出し

　

過ぎてミスが多くなるようです。でも今回は平常心を保ててプレーオフに勝てたといいます。　
これも父のお蔭と感謝していました。　遅まきながら父への大きなプレゼントとなりましたネ。

「父の死以来、自分でもすごく強くなったと思う。自分で悩んでいたことなんて大したことないと思える
ようになった」といいますから、これも彼女にとっては大きな試練を乗り越えたことになるんでしょうネ。

　

　同じころに日本ツアーに参戦していたのがＯ・サタヤ選手でした。　来日した頃、チュティチャイ選手の
スポンサーはシンハビールでサタヤ選手はチャンビールでした。スポンサーとして、サタヤ選手より
チュティチャイ選手の方が恵まれており、宿泊するクラスも高級でサタヤ選手より良かった聞いていました。

それが、今ではサタヤ選手は二度の優勝と毎年シード権をゲットするなど、大きな差がついてしまいました。
毎年のＱＴ戦では上位に入っていましたが、昨年は51位でしたし、今年ダメであったらタイに帰る意志を
持っていたかも知れません。　でもこの優勝で自信もモチベーションも大きく膨らんだでしょうねぇ～

　

　タイで毎年２月に参加しているサタヤ選手の応援コンペに、今年は来ていませんでしたので心配して
いましたが、もう大丈夫でしょう。　今度は 是非 レギュラーツアーで優勝争いをしてほしいですネ。　　



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