日本人の若い女性にもタイのお土産として、人気を 集めているタイの雑貨ブランド {ナラヤ} のこと …
昨日からの続きです。 経営者は 59歳の女性、ワサナ・ラトゥーラットさんです ・・・
サテン生地に リボンがあしらわれたバッグや化粧ポーチが、{ナラヤ} の製品ですが、手頃な価格、
可愛らしさなどが口コミで広まり、若い女性に 人気のブランドになっています。 最初は 売り場 僅か2平方
メートルの店から始まったナラヤは、今や年商10億バーツ (約 27 億円) に なろうかという大企業に成長。
<ナラヤの製品が売れたきっかけはシンガポールとか…>
今では フィリピン・インドネシア・マカオ・香港・中東・東欧などでもフランチャイズ展開していますネ。
今度は 「開業以来、日本のお客様に 一番 支えられてきた」 というワサナさんは、日本にも出店する準備を
進めています。 東日本大震災 時には、「今度は 日本に 恩返しする番」 と、いち早く 手のひらサイズの
象のチャリティー商品 {がんばるゾウ}を 急遽 発売し、260万バーツを 被災地に 送って、大きな話題に …
現在 東京や近郊の候補地を 視察しながら、立地先を 絞り込んでいるようで、 「日本は 大変 魅力的な
市場、日本でも受け入れられると確信している」 ようですが、どこに 出店するのか、楽しみですネ。
<マカオ店のオープン時のワサナさん…>
ここで、ちょっと ワサナ社長と ナライ インタートレード {ナラヤ} に ついて ・・・
1988年 ワサナさんは、リビアで仕事を していたギリシャ人であるワシリオス氏が 訪タイの際に、ガイド
として 案内したのが 切っ掛けで知り合い、夫となったワシリオスさんと 初めて出店したのは翌年でした。
出逢いは人生を 変えます。 元々は、自動車のスペアパーツ・電化製品・台所設備などを 扱う貿易会社兼
小売会社でしたが、最初の店はバンコクの中心商業地のラチャプラソン交差点の一角にあったナライパン・
バザールの地下のわずか2 平方メートルの店内に 50 種類の電化製品などの商品を 置いて売っていた、
<工場のオープニングでのワサナ社長(左二人目)…>
そして程なく、20 台に 満たないミシンを 使い布製バッグや小物を 作って販売するビジネスにも手を
広げ これが大当たりして、その後のナラヤの中核ビジネスとなっていったわけですネ。
ナラヤは 日本風に 聞こえますが これはタイ語。 ヒンズー教の最高神のタイ語読みから取り、この名前を
選んだのは、その縁起の良さ、発音のし易さから ワサナさん自ら選んだとか … 現在は 年商10 億バーツ
近くを 支えるのは、5工場と下請け、1,700 人以上の従業員、ここまで 抱えるまでに成長しました。
<ナラヤの工場で働くスタッフ…>
商品開発に 当たり、幅広い年齢層がカジュアルやフォーマルなど様々な場面で使えることを 念頭に置き、
その為、品ぞろえの充実、職人技に よる丁寧な仕事、リーズナブルな価格設定、使いやすさ(機能性)を
常に 追求しているそうですヨ。 また 素材の品質には特に 拘っており、コットン製として販売する場合
綿100%の生地だけを使い、安価な混合素材は一切使用しない、方針だとか ・・・
日本からタイに 進出する企業は 多いけど、タイから日本に 進出する個人企業は 少ないですからネ。
応援したくなりますよネ! しかも女性社長です! どれだけ日本市場で浸透するか 見守りましょう。
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