今週 注目される女子プロの一人、アリヤ・ジュタヌガーン選手！

　　
　今日から開幕する女子ツアーで 「ＴＯＴＯジャパン・クラシック」 では、二人のタイ人プロが注目を
浴びています。　一人は当然ですネ、今年５勝して大ブークしたアリヤ・ジュタヌガーン選手です ・・・

同ツアーは、日米両ツアーの選手が参戦する、日本で唯一開催される “全米女子プロゴルフ協会” の
公式戦です。　米国ツアーからは 「エビアン チャンピオンシップ」 終了時点の賞金ランキング上位の

　

43名が出場し、日本ツアーからは 「富士通レディース」 終了時点の賞金ランキング上位の35名が
出場するという、日米の実力者揃いが優勝を競うという、非常にレベルの高い大会になります。　　

ただ 残念なのはＯ・サタヤ選手が、現在 57位なので出場資格が無く、せっかく仲良しのアリヤ、
モリヤ・ジュタヌガーン姉妹とポルナノン・ファトラム選手らと共に参戦できないことですネ。　
日本ツアーで 40位に位置するポラニ・チュティチャイ選手も出場できませんでした ・・・

　
　＜14年の国別対抗戦にタイ代表で出場した４人は仲良し＞

さて メジャーも制しているアリヤ・ジュタヌガーン選手の世界屈指を誇るパワーを まじか で
見たいものですネ。　17歳の時、パタヤでのホンダＬＰＧＡツアーで優勝を争った時は、目の

前で観戦しましたが、今と前では すべてが成長し、特にパワーに磨きがかかっていると
いいますからネ。　早速 ＧＤが彼女のクラブセッティングを紹介していました。

１Ｗを使わずメジャーを制したことは有名になりましたが、今日も１Ｗを抜いてプレーするようです。　
「今日のコースはフェアウェイキープが大事なので、ティショットのマネジメントを しっかりやって
いきたい」 と、コメントしています。

　
　＜今日のクラブセッティング＞

ドライバーの方向性が悪い時は３Ｗで戦いますが、今季は１Ｗ無しで６試合目になるようです。　３Ｗでも
調子の良い時は300ヤード近く飛ばし 強者揃いの米国で、１Ｗとの勝負でも負けないというから驚きです。

セッティングは、ウッドは３Ｗ （平均飛距離265ヤード） のみで、その他はアイアンと
ウェッジが並び、２I （245ヤード）、３I （225ヤード）、４I （205ヤード）、５I （190ヤード）、

６I （170ヤード）、７I （160ヤード）、８I （150ヤード）、９I （140ヤード）、ＰＷ （130ヤード）、
50度 （120ヤード）、56度 （110ヤード）、60度 （85ヤード） という構成になっています。

　
　＜３Ｗが得意というのは有利ですねぇ～＞

７月の 「全英リコー女子オープン」 でメジャー初制覇を遂げたほか、今季はこれまで５勝を
挙げたアリヤ選手 20歳 ですが 残り３ 試合となった今、“プレーヤー・オブ・ザ・イヤー” と

“年間ポイント争い” で１位をキープしており、双方の初タイトルも目前までに迫っています。
追うのは、いずれも２位で追う世界ランク１位のリディア・コー選手 19歳 （ニュージーランド） です。

　
　＜揃って練習ラウンド、右が姉のモリヤ選手＞

振り返ってみれば、彼女は横峯さくらプロと同じ昨年から米国ツアーに本格参戦しているんですが、
今年の躍進の要因は、メンタル面が大きく成長したことなんでしょうネ。　そのパワーに注目です。

　そして もう一人は “タイの藍ちゃん” で知られるポルナノン・ファトラム選手ですが、明日に。　　



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