プミポン国王が 死去されて ３週間が過ぎます！

　
　明日でプミポン国王が逝去されて３週間が過ぎます。　少しずつ悲しみが
和らいできていますが、タイ国民はもちろん、我々 外国人も喪に服する日々です。　

普段 着ないような派手な服装をする、どこの国のゴルファーも 白を基調としたウエアでプレーしています。
昨日もプレーしてきましたが、派手な赤色・青色系などのゴルフウエアを見かけませんでした。　国王の逝去で
ゴルフ場がクローズした、ということはありませんでしたが、服装以外 通常のゴルフ場に戻ってきています。

　

プラユット首相は１日、国王の服喪に伴う娯楽やテレビ番組の規制を、今月14日に解除すると
明らかにしましたネ。　１年の服喪期間中はドラマを含む通常の放送を 許可するとしましたが、

ただ、引き続き地味な番組内容にするなど、心がけるよう求めています。　「騒々しい・
羽目を外した言動も慎むように」 と、改めて要請もしていました。

コマーシャル無しで特別番組の放送を続けているタイの地上波テレビ局、ラジオ局は、早くても
18日まで、現在の放送内容を続けるようです。　タイでは2014年に地上デジタルテレビ放送が24の

　

チャンネルで開始されましたが、新規参入した事業者の多くは広告収入です。　しかし予想を下回り、
苦戦が強いられているだけに、不謹慎ですが コマーシャル解禁は待ちに待っていたことかも知れません。　

そう言えば、タイの三大イベントになる ｛ロイカトーン｝ も14日の夜でした。　良かったです。　そして
10月13日から閉鎖されていた王宮、王宮内のエメラルド寺院 （ワットプラケオ） も、１日から開館となりました。
　
開館時間は8:30～15:30ですが、パスポートの提示が必要です。　入館の際、引き続き喪章として黒いリボンを
配布していますネ。　尚、拝観される際は節度のある服装で訪問して下さいと、観光庁もＨＰで 訴えています。

　

懸念されていた数多くのイベントの開催についても、今後の開催などを発表しています。　
開催がＯＫとなっている主なイベントは、基本的にはロイカトーンなどのような伝統と格式を

主にした様式だけが執り行なわれます。　いずれもコンサートや恒例となっているミスコンテストや
打ち上げ花火などは行なわず、毎年 行なわれている下記のスポーツイベントは開催されるようです。

　

　＊　プーケット サイクリングレース 　　　・・・ 11月13日　(プーケット)
　＊　ラグーナプーケット トライアスロン 　・・・ 11月20日　(プーケット)
　＊　アイアンマン 70.3 タイランド 　　　　　・・・ 11月27日　(プーケット)
　＊　ジェットスキー キングスカップ 　　　　・・・ 12月１日から４日　(パタヤ)
　＊　キングスカップ レガッタ 　　　　　　　　・・・ 12月３日から10日　(プーケット)
　＊　バンコク マラソン 　　　　　　　　　　　 ・・・ 17年初頭に延期　(開催日未定)

　

そして、ジェトロ （日本貿易振興機構） バンコク事務所の見解では、タイ商務省、
タイ・コンベンション ＆ エキシビション・ビューローなどの政府機関が 「服喪

期間中も経済・貿易関連イベントは予定通り実施する」 という方針を示したため、日系も
開催予定の経済・貿易関連の主なイベントは、予定通り開催すると発表していていました。　

音楽コンサート、ゲームショーなど娯楽・興行色の強いイベントは延期・中止になっています。
　今までのタイに戻りつつありますが、国王の服喪に伴う気遣いは もう少し続きます。